研究者詳細

教職員基本情報
氏名
Name
西江 清高 ( ニシエ キヨタカ , NISHIE Kiyotaka )
所属
Organization
人文学部人類文化学科
職名
Academic Title
教授
専攻分野
Area of specialization

中国古代史,東アジア考古学,東南アジア考古学

学会活動
Academic societies

中国社会科学院客員研究員(2000.12〜現在に至る)
東京大学東洋文化研究所共同研究班(1991.3〜1995.3)
京都大学人文科学研究所共同研究班(2001.4〜2005.3)
史学会会員(1981.4〜現在に至る)
東南アジア考古学会東海地区委員(2001.8〜現在に至る)
日本考古学会会員(1981.4〜2000.3)
日本中国考古学会幹事・編集委員(1989.9〜現在に至る)
同学会副会長・編集委員長(2012.12~現在に至る)
東方学会会員(1993.4〜現在に至る)
日本考古学協会会員(2005.5〜現在に至る)

著書・学術論文数
No. of books/academic articles
総数 total number (44)
著書数 books (14)
学術論文数 articles (30)

出身学校
学校名
Univ.
卒業年月(日)
Date of Graduation
卒業区分
Graduation
   Classification2
上智大学文学部 1978年03月  卒業 
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出身大学院
大学院名
Grad. School
修了課程
Courses
   Completed
修了年月(日)
Date of Completion
修了区分
Completion
   Classification
上智大学大学院文学研究科史学専攻 博士後期課程  1989年03月  単位取得満期退学 
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取得学位
     
学位区分
Degree
   Classification
取得学位名
Degree name
学位論文名
Title of Thesis
学位授与機関
Organization
   Conferring the Degree
取得年月(日)
Date of Acquisition
博士 博士(史学)乙第145号  西周王朝の成立とその文化的基盤  上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程  1999年03月 
修士 文学修士  洛陽における周漢両代の墓地形成  上智大学大学院文学研究科史学専攻博士前期課程  1981年03月 
学士 文学士    上智大学文学部史学科  1978年01月 
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研究経歴
長期研究/短期研究
Long or Short
   Term research
研究課題名
Research Topic
長期研究  「中華」世界の形成 

概要(Abstract) 中国大陸における初期農耕社会の成立から古代帝国の登場にいたる歴史過程を考古学的に研究し,「中華」世界の原型を明らかにする。 

短期研究  中国初期王朝と地域社会の関係 

概要(Abstract) 前二千年紀の黄河中流域に現われた「中原」王朝と,中国大陸各地の地域社会との政治的文化的関係を分析し,初期王朝の多元的な成り立ちを明らかにする。また、考古学GISの試みに取り組む。 

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著書
年度
Year
著書名
Title of the books
著書形態
Form of Book
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date
2017  アジア現代陶芸展  共著   
愛知県陶磁美術館  , A4  , 384p.  , 2017年8月31日   

概要(Abstract) 愛知県陶磁美術館主催のアジア現代陶芸展に関連して出版された図録。そこに収録された「『中国』的世界の形成とアジアの諸地域」(単著)(pp.001-004)を執筆。中国初期王朝の登場とその周辺世界との文化交流と地域間関係について独自の視点から論じ、東アジア・東南アジアの初期歴史時代の動向を中国初期王朝との関係性から見る視点を示した。 

備考(Remarks) 同書には、日本語原文のほか、中国語、韓国語の訳文も掲載されている。 

2014  夏商都邑与文化(一)  共著   
中国社会科学院考古研究所  , A4  , 618p.  , 2014/10   

概要(Abstract) 執筆担当部分「二里頭文化期中原王朝的政治空間模式」、pp.159-168
中国大陸最初の国家と目される二里頭文化期の中原王朝について、考古学より看取される社会の階層性と集落の階層性を抽出し、その上で王朝の政治圏の内外を畿内的地域・二次的地域・外域にわける空間構造のモデルを示した。同時に、「中国」的世界の空間領域の原型について言及した。 

備考(Remarks)  

2013  中華文明の考古学  共著   
同成社  , A4  , 132-143頁  , 2014/3/1   

概要(Abstract) 飯島武次編『中華文明の考古学』同成社。担当部分、「宝鶏石鼓山西周墓の発見と高領袋足鬲」(単著)。中国初期王朝時代、殷末周初期の関中平原の集団の動向(土器系統の諸動向)から西周王朝成立期にかかわった王朝中心地域の多様な集団を抽出した。新発見の墓の遺跡と出土青銅器・土器の型式学的研究に基づく。 

備考(Remarks)  

2012  渭河流域における西周遺跡Ⅱ  共著  isbn978-4-88621-634-2 
同成社  , B4  , 192p.  , 2013/03/20   

概要(Abstract) 執筆部分は、共著(西江清高・渡部展也)「関中平原東部における遺跡分布と地理環境」、115-126p.
現在の中国陝西省渭河流域(関中平原)は、中国第3王朝である西周王朝の基盤の地域であった。本稿は筆者らの近年の一連の研究の続きとして、遺跡の分布状況と地形環境の相互関係から、この地域の考古学的歴史地理学的考察をおこなうものである。その結果、関中平原東部には大きな遺跡空白地帯が複数確認された。その遺跡空白の理由について、地形学的あるいは土壌学的な問題点をGISの手法、および歴史文献から考察した。西周首都周辺の環境を復元した研究となっている。 

備考(Remarks)  

2010  南山大学人類学博物館所蔵考古資料の研究 高蔵遺跡の研究/大須二子山古墳と地域史の研究  共編著   
六一書房  , A4  , 190  , 2011/09/01   

概要(Abstract) 西周王朝の政治経済の基盤をなした「周原地区」を、「都城」として見たときに、そこにはどのような特徴があったかを、考古学GISによるこれまでの筆者らの研究を踏まえて再論したもの。「都城圏」という概念をはじめて提唱して、初期王朝時代の「都城」のとらえ方に新しい見方を持ち込んだ。 

備考(Remarks) 南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター研究報告第4冊として2011年3月に発行された報告書を、一部再編集して一般的な著書として刊行したもの。執筆担当部分:「歴史的『地域』としての『周原地区』−考古学GISの初歩的試み−」(単著)(147-162頁) 

2008  中国渭河流域の西周遺跡  共著   
同成社  , A5  , pp.63-92  , 2009/03   

概要(Abstract) 中国陝西省関中平原における新石器時代から初期王朝時代にかけての集落立地の問題を、GISのシステムによる地理環境の解析を中心に論じた。特に水資源と集落の関係については、さまざまな新知見がえられた。 

備考(Remarks) 飯島武次編、共著、西江清高・渡部展也「関中平原西部における周遺跡の立地と地理環境-水資源の問題を中心として-」(担当率50%) 

2003  世界歴史体系 中国史1  共著   
山川出版社  , A5  , 676 pp.1-102   , 2003/08   

概要(Abstract) 本書は21世紀の最初に書かれた日本人歴史家の手になる本格的な中国史通史(全五巻、全3000頁以上)の第1巻で、西江はその巻頭の第一章、「先史時代から初期王朝時代」を担当した。旧石器時代・新石器時代・初期王朝時代を考古学的視点から扱った通史的論文である。1人の執筆者が旧石器から国家形成期までを扱うことは困難をともなう作業であるが、それはまた極めて意義のあることである。人類史上の問題を統一的な歴史観によってどのように通史的に昇華させるかということが問題となるのである。本論文はそれを環境と人間の相互作用を機軸として論じた試みである。中国大陸における食料生産社会の成立、初期国家の成立という二つのおおきな問題を中心的にあつかった。 

備考(Remarks) 担当部分:共著 西江清高・松丸道雄・竹内康浩・平勢隆郎・太田幸男・鶴間和幸。担当部分は第一章:1〜102頁 

2002  西江清高主編『扶桑与若木-日本学者対三星堆文明的新認識-』(中国語)北京大学中国伝統文化研究中心国学研究叢刊之十五  共著   
巴蜀書社  , A5  , 250p.  , 2002/04   

概要(Abstract) 中国の四川地方は、黄河、長江を中心とした中国文明の世界からは自律した独自の古代社会を形成したことで知られる。本書は西江清高が、北京大学の孫華教授の要請にもとづき、四川古代史をめぐる日本人研究者の最新論文を論集として編集したもの。中国語の出版物である。(A5判、p.250)執筆担当部分:第一論文「関於重建四川古代史的幾個問題」(p.3~35)
 

備考(Remarks)  

2000  世界美術全集 東洋編1  共著   
小学館  , 未設定  , 114-124147-154  , 2000/09   

概要(Abstract) 小学館世界美術全集中の中国の最も古い時代、先史時代から戦国時代までを扱った著作。そのうちの殷・周時代の土器・陶器の章(論文形式)を担当した。ここで、新石器時代までの土器陶器の社会的役割と、青銅器時代の土器・陶器のそれとの違いを明確にし、また初期の瓷器(磁器)が出現する技術史的文化史的背景について論じた。なお、関連する土器・陶器の作品解説についても執筆した。 

備考(Remarks)  

1999  中国の考古学  共著   
同成社  , 未設定  , 346 pp.119-240  , 1999/11   

概要(Abstract) 中国考古学について日本で著された最初の本格的概説書となる。そのうちの初期王朝時代を担当した。この中で、「中国」的世界の形成と、初期国家の成立についての新見解を述べた。 

備考(Remarks) 小沢正人,西江清高,谷 豊信 

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学術論文
年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2016  宝鶏石鼓山西周墓的発現和高領袋足鬲的年代  単著   
西部考古  , 西北大学(科学出版社)  , 10輯  , pp.89-101  , 2016/06   

概要(Abstract) 陝西省宝鶏市で発見された西周時代の墓の年代を検討し、同墓より出土した土器の年代観を確定した。土器編年研究とともに、王朝交代期の社会変化を考察したもの。 

備考(Remarks) 2014年に日本で発表した論文を改訂し中国語訳したもの。中国語訳は路国権、近藤はるか両氏が担当した。 

2013  新たに寄贈されたバンチェン土器――山口由子氏コレクション――  共著   
南山大学人類学博物館紀要  , 南山大学人類学博物館  , 第31号  , 39-49頁  , 2014/3/31   

概要(Abstract) 南山大学人類学博物館に寄贈された、東南アジア・タイ国東北部コラート高原バンチェン遺跡出土とされる土器資料をめぐり、黒沢浩氏と共著で書いた論考。筆者の担当部分は、おもに寄贈の経緯と、バンチェン遺跡の年代観をめぐる1970年代以降の論争および最近の年代観を紹介し、当該資料の大きな意義について論述した部分。黒沢氏は土器資料を実測紹介し、土器製作に関する所見を詳論している。 

備考(Remarks) 黒沢浩氏との共著。 

2009  GISを利用した遺跡分布の空間分析−関中平原における周遺跡を事例として−  共著   
中国考古学  , 日本中国考古学会  , 第九号  , 49-75  , 2009年11月   

概要(Abstract) 中国陝西省関中平原における新石器時代から初期王朝時代(西周王朝期)にいたる遺跡分布の様態を、GISを利用して解析した研究。分布に見られる集落のクラスター、交通路の推定、分布密度の経年変化と時代の対応、等に関する新見解を明らかにした。 

備考(Remarks) 渡部展也氏(中部大学准教授)との共著。分担率50%。査読付き論文。 

2008  渭河流域における初期王朝時代の都市と集落−GISを利用した遺跡分布と地理環境に関するデータベースの作成II−  単著   
『高梨学術奨励基金年報』  , 財団法人 高梨学術奨励基金  , 平成19年度年報  , pp.114-119  , 2008/11   

概要(Abstract) 中国陝西省関中平原のGIS基盤による遺跡データベース作成の試みと、遺跡分布に関する考古学的予察。 

備考(Remarks)  

2007  渭河流域における初期王朝時代の都市と集落−GISを利用した遺跡分布と地理環境に関するデータベースの作成−  単著   
高梨学術奨励基金年報  , (財)高梨学術奨励基金  , 平成18年度  , pp.94-98,5p  , 2007/11   

概要(Abstract) 高梨学術奨励基金の2006年度の研究成果としての論文。おもに遺跡分布の空間論を進めるための実践的GISシステム構築の問題点について論じた。 

備考(Remarks)  

2006  黄河中流域における初期王朝時代の都市と集落―GISを利用した遺跡分布と地理情報に関するデータベースの作成―  共著   
(財)福武学術文化振興財団 平成17年度 歴史学・地理学助成報告  , (財)福武学術振興財団  , 平成17年度年  , 62-68  , 2006/12   

概要(Abstract) 中国初期王朝時代第3王朝である西周王朝が成立した関中平原を対象として,周遺跡の分布状況と地理的環境の相関関係を探る初歩的な試み。分析環境としてのGIS基盤によるデータベース構築への方法的模索と,部分的なデータによる空間論的解析の試み。 

備考(Remarks) 西江清高(代表),渡部展也,秋元悦子,茶谷満,久慈大介の共著。執筆は全体の約50%。 

2006  従地域間関係看二里頭文化期中原王朝的空間結構  共著   
杜金鵬・許宏主編『二里頭遺址与二里頭文化研究:中国・二里頭遺址与二里頭文化国際学術研討会論文集』  , 科学出版社(北京)  , 444−456  , 2006/12   

概要(Abstract) 中国初期王朝の形成段階である二里頭文化の政体を地域間関係の状況から論じたもの。都市・集落の階層構成を明らかにし,かつ畿内的空間と二次的空間,その外域という中原王朝の政体の空間的特徴を考古学的に示した論文。 

備考(Remarks) 国際学術会議後に編集された論文集。545頁。当該論文は久慈大介氏との共著。基本的構成は西江が,中国語訳と最新資料の追加を久慈氏が行った。執筆担当率は50%。 

2005  新石器時代の始まりと終わり―中国考古学の現在  単著   
歴史と地理(世界史の研究)  , 山川出版社  , 第591号  , 34-38  , 2006/02   

概要(Abstract) 1980年代以降の中国考古学研究の全般的な動向を回顧しながら,現代の中国考古学界が抱える問題を整理したレビュー論文。日本での出版物を中心に,主な研究書を紹介することも目的となっている。 

備考(Remarks)  

2005  関中平原と周王朝  単著   
アカデミア・人文・社会科学編  , 南山大学  , 81号  , 305-344  , 2005/06   

概要(Abstract) 周王朝揺籃の地である中国陝西省の関中平原および「周原」を、「地域」の視点から論じた。考古学・文献学と、生態・環境史研究の知見をまじえながら、当該時代史の研究に「地域」の視点を持ち込むことの重要性を主張した。近年発見されて世界的にも話題となっている周関係の重要遺跡についても、さまざまな角度から言及した。 

備考(Remarks)  

2005  地域間関係からみた中原王朝の成り立ち  未設定   
『国家形成の比較研究』(京都大学人文科学研究所共同研究報告)  , 学生社  , 304-323  , 2005/05   

概要(Abstract) 中国大陸における最古の初期国家である「中原王朝」(二里頭文化の担い手、「夏」王朝とも考えられる)を扱った論文で、その政体としての成り立ちを考古学的に考察した。黄河中流域における集落分布の状況と遺跡の階層構成、および中国大陸各地の地域社会間の関係性から、「中原王朝」の領域の内外を、「畿内的地域」「二次的地域」「域外地域」に分けるという作業仮設を提起した。 

備考(Remarks)  

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その他研究業績
年度
Year
題名等
Titles
カテゴリ
Category
細目
Authorship
掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2013  歴史環境情報基盤-空中写真と旧版地形図で見る東海地方の遺跡と地形」(WebGISシステム)  Webで公開しているシステム  共著 
http://agis.lit.nanzan-u.ac.jp/east_asia/iphe_home.html  , 南山大学人類学博物館  , 2013/6/25   

概要(Abstract) 濃尾平野全域と伊瀬湾岸地域を対象に、国土地理院が公開している米軍撮影の空中写真(1940年代後半)と、明治期、昭和初期の旧版地形図を自由に拡大したり、別のレイヤーを重ねるなどの方法で近代における当該地域の地表面と土地利用状況の変遷を研究する素材を提供したもの。公共性の高さと簡便な利用方法に特徴有り。
GISシステムは、中部大学の渡部展也氏の設計に従ったもの。同氏と共同で開発した。

人類学博物館Webページ上にリンクあり。
 

備考(Remarks)  

2013  中国文化史大事典  辞書・事典  共著 
大修館  , 2013/4/20   

概要(Abstract) 中国文化史事典は、この種の事典類としてもっとも規模の大きなものとなる。歴史、思想、文化、美術、考古学、文字学、科学史その他の領域を含む内容。筆者は、編集協力者でもあった。二里頭遺跡、殷墟、周原など30項目以上を執筆。 

備考(Remarks)  

2012  「動く境界」  寄稿  単著 
南山考人  , 南山大学大学院人類学専攻  , 41号  , 1-2p.  , 2013/03/31   

概要(Abstract) 境界線というものの性格について論じた。中国における歴史的な境界線の問題から、考古学における地域の境界線の問題、さらには現在の尖閣諸島問題にまで言及した。 

備考(Remarks)  

2010  南山大学人類学博物館所蔵考古資料の研究 高蔵遺跡の研究/大須二子山古墳と地域史の研究  報告書  共編著 
南山大学人類学博物館  , 190p  , 2011/03/   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2010  「神々の辞(ことば)から国家の装置へ 漢字はどのようにして生まれたのか」  南山大学人類学博物館講座  その他 
南山大学人類学博物館  , 2010年7月3日   

概要(Abstract) 漢字の成り立ちを、その起源にさかのぼって振り返るとともに、甲骨文字、金文、石刻文等の歩みを検討して、記録された「文字」の、モノとしての象徴性という問題を、最近の出土資料をまじえて論じた。 

備考(Remarks) 博物館講座の一部として公開講演会を担当したもの。一般の人をふくむ聴衆を対象とした内容。 

2010  「中国西周王朝の「都城」空間 周原地域の集落分布をめぐって」  公開講演会発表  その他 
南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター公開研究会  , 南山大学人類学博物館  , 2010年12月18日   

概要(Abstract) 考古学GISが扱う空間とはどのようなレベルに分類されるものか。その上で「地域」レベル研究の事例として、中国陝西省関中平原を取り上げて、筆者らの研究を総括して紹介した。 

備考(Remarks) オープンリサーチセンター東アジア部会主催のシンポジウムにおける発表。考古学GISの事例研究を紹介したもの。 

2010  「先周・西周期の「都城」?周原地区の集落分布を中心に」  【学会発表】  その他 
日本中国考古学会大会  , 日本中国考古学会  , 2010年11月28日   

概要(Abstract) 西周時代の都城を、首都的中心地(周原、豊鎬、洛陽)と、諸侯の中心地に分類して、今日まで知られる調査状況の概要を示した。その上で、周原地区を詳細に分析し、「都城圏」という概念の必要性を主張した。 

備考(Remarks) 奈良文化財研究所でおこなわれた日本中国考古学会大会における、中国の都城研究の現在を扱ったシンポジウムでの発表。 

2008  「東亜考古学文庫」目録  資料紹介  共著 
南山考人  , 南山大学大学院人類学専攻  , 第37号  , 2009年3月   

概要(Abstract) 東亜考古学会が残した「文庫」の目録と解説。東亜考古学会の歴史についての学史的回顧を含む。 

備考(Remarks) 河村、松本、中里、西江の共著。解説文を執筆。担当率は50%。 

2008  「物質文化に語らせる『中国』文明の歴史」  書評  単著 
『東方』  , 東方書店  , 第330号  , pp.20−24(5p.)  , 2008年8月   

概要(Abstract) 『図説中国文明史』全10巻の書評。物質文化を素材として歴史を語る本書の特徴を評価し、物質文化論と歴史叙述の関係性について論じた。 

備考(Remarks)  

2007  「二里頭文化」「二里岡文化」「剣」「李済」など27項目  事典項目  単著 
『中国文化史事典』  , 大修館  , 2008年(印刷中)   

概要(Abstract) 内容は主として考古学者の人名項目、度量衡に関する項目、武器に関する項目など。 

備考(Remarks) 松丸道雄氏ら編の『中国文化史事典』の項目執筆。なお、編集協力者として、同書の考古学部分の項目選定に協力した。 

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研究発表
年度
Year
題目又はセッション名
Title or Name of Session
細目
Authorship
発表年月(日)
Date
発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.
2016  中原王朝“外域“出土牙璋的古代史上意义  単独  2016/11/2 
東亜牙璋学術研討会  , 香港中文大学・北京大学  , 東亜牙璋学術研討論会-論文集-  , 香港中文大学・北京大学等  , pp.65-68   

概要(Abstract) 中国大陸における初期王朝形成期に登場した牙璋とよばれる儀礼用・威信財としての玉器について、その発展と拡散の経緯を追跡し、「中国」的世界形成期の広域の文化動態を考察した。 

備考(Remarks)  

2015  関中平原の考古地理  単独  2015/01/23 
日本中国考古学会・中部地区部会例会  , 日本中国考古学会・中部地区部会   

概要(Abstract) 中国陝西省中部の関中平原は、古代の諸国家の王都が置かれた歴史上の重要地域であった。この盆地状の地形の中において、その独自の地理環境が、人類の生活活動および政治圏の構築に作用していた。従来あまり分析されてこなかったこの問題について、遺跡の分布と地理環境との関係を、新石器時代から秦漢時代にいたる長期的な視野の中で展望した。 

備考(Remarks)  

2013  二里頭文化期中原王朝的政治空間模式(中国語)  単独  2013/10/28 
「偃師商城発見30周年記念国際会議」(中国河南省偃師市)  , 中国社会科学院  , 国際学会予稿集   

概要(Abstract) 中国初期王朝の最初に現れた二里頭文化は、「夏」王朝の残した考古学上の文化であるとされる。筆者はこの二里頭文化(墓、集落規模)から窺われる社会の階層構成と、政治空間の同心円的段階的構成の両面を一つの政治体の構造として論述し、そこに初期国家の政治体のモデルを提示した。 

備考(Remarks)  

2012  「四川古代史研究新視点」  単独  2012/12/27 
東海大学文学院歴史系講演会  , 私立東海大学(台湾)歴史系   

概要(Abstract) 四川の古代史を考古学と地理環境から復元する試み。 

備考(Remarks) 東海大学の研究者、学生および台中市近郊の大学の研究者に参集いただいた。 

2012  「中国早期王朝形成段階之考古学研究」  単独  2012/12/26 
東海大学文学院歴史系講演会  , 東海大学文学院歴史系   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) 2012年12月24日、国立台南芸術大学での同名の発表と同じ内容。東海大学の研究者・学生、台中市近在の大学の研究者等にご参集いただいた。 

2012  「『周原』是甚麽——以遺址周圍之地貌暨地理環境為中心」  単独  2012/12/25 
【上古秦漢史読書会】「考古学与中国古代史」系列講演会(国立台湾大学)  , 国立台湾大学歴史系、人類学系   

概要(Abstract) 中国陝西省関中平原の遺跡分布と地理環境から、当該地域において成立した西周王朝の地域的基盤について論じた。 

備考(Remarks) 当日は台湾大学、中央研究院等の研究者、大学院生30名ほどに参集いただいた。 

2012  「中国早期王朝形成段階之考古学研究」  単独  2012/12/24 
国立台南芸術大学史学系講演会  , 国立台南芸術大学歴史系   

概要(Abstract) 中国大陸における初期国家の成立過程と、成立した国家の空間的構成について論者の従来からの説を述べた。 

備考(Remarks) 台南大学の考古学、人類学、芸術関係の研究者および大学院生等に参集いただいた。 

2011  シンポジウム「モノの拡散」における、ゲスト、コメンテーター  その他  2011/12/04 
日本中国考古学会2011年度大会  , 日本中国考古学会   

概要(Abstract) 中国考古学における諸問題に見られるモノの拡散の意義が論じられた。コメンテーターを担当。 

備考(Remarks)  

2010  先周・西周期の「都城」-周原地区の集落分布を中心に-  単独  2010/11/28 
日本中国考古学会2010年度大会 シンポジウム「中国都城研究の現在」  , 日本中国考古学会 於奈良文化財研究所   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) 発表内容の一部分は、シンポジウムのまとめとして、『中国考古学』第10号(2011年11月)に発表されている。 

2008  四川の地理環境と古代文化  単独  2008/8/3 
日本中国考古学会関東部会(於:東京大学)  , 日本中国考古学会   

概要(Abstract) 中国四川盆地の地形的特徴、環境的多様性を示しながら、この地に栄えた古代社会の成り立ちを考古学的文献学的に説き明かそうとした内容。細部の問題ではなく、長期的変動、広域的関係性に重点をおいて、その全体像にせまろうとした。 

備考(Remarks) 日本中国考古学会関東部会が開いたシンポジウム、「四川大地震と考古学者」における研究発表。 

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研究助成
年度
Year
助成名称または科学研究費補助金研究種目名
Name of grant or research classification for scientific research funding
研究題目
Research Title
役割(代表/非代表)
Role
助成団体
Granting body
助成金額
Grant amount
2016  (大幸財団)外国人来日研究助成  中国初期王朝時代の文化地理―GIS考古学を応用した初期国家の空間分析― 
  大幸財団  150万円 

研究内容(Research Content) 中国山東大学講師の路国権氏を招聘して南山大学に半年間滞在いただいた。この間に研究題目にあるテーマの共同研究を実施。 

備考(Remarks) 海外から招聘した路国権氏は、南山大学人文学部第3種研究員として滞在いただき。研究会等を通じて南山大学の学生、大学院生等とも交流。 

2015  科学研究費補助金  中国初期王朝時代の政治的空間構成の考古学研究-GISを応用した地域システムの分析 
代表  日本学術振興会  1,500,000円(直接経費) 

研究内容(Research Content) GISを応用して黄河流域における初期王朝時代の政治的空間の構成を分析することを目的としている。おもに地形的環境と遺跡の立地の問題を衛星画像と標高データによる空間解析から考察する。このほかに、遺跡の属性データとしての文化諸要素をデータベース化することもこの研究の目的となる。 

備考(Remarks) 研究分担者として、中部大学・渡部展也氏。 

2010  共同研究  中国渭河流域における西周時代遺跡の調査研究  
非代表(連携研究者)  文部科学省   

研究内容(Research Content) 中国陝西省関中平原における西周時代遺跡の発掘と、地理環境をめぐる研究。おもに、地理環境部側面を担当した。 

備考(Remarks) 2010-2012年度までの3年間継続した。「共同」研究。 

2007  調査研究助成  渭河流域における初期王朝時代の都市と集落―GISを利用した遺跡分布と地理環境に関するデータベースの作成 研究助成 
  高梨学術奨励基金   

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks) 2006年度と同じ内容で再申請して受けた助成金。調査研究の第二段階に相当する。 

2006  調査研究助成  渭河流域における初期王朝時代の都市と集落―GISを利用した遺跡分布と地理環境に関するデータベースの作成 
  高梨学術奨励基金   

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks)  

2006  科学研究費補助金  中国渭河流域における西周時代遺跡の調査研究 
  文部科学省   

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks) 駒澤大学飯島武次教授を主宰者とする日中共同研究の分担研究者として参加。2006年から2008年までの3年間。 

2006  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2  渭河流域における初期王朝時代の集落―GISを利用した遺跡データベースの作成― 
     

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks)  

2005  研究助成  黄河中流域における初期王朝時代の都市と集落―GISを利用した遺跡分布と地理環境に関するデータベースの作成 
  福武学術文化振興財団   

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks)  

2003  学会助成  日本中国考古学会第14回大会 
  福武財団   

研究内容(Research Content) 学会開催のための助成 

備考(Remarks) 2003年11月開催の日本中国考古学会開催のため,開催責任者として学会助成をうける。中国から3人の研究者を招聘。 

2003  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2  中国初期王朝時代における王都と地方の関係をめぐる考古学的研究 
     

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks)  

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教育活動
年度
Year
タイトル
Title
内容等
Content
活動期間
Period of Activities
2016  教材 

共通教育東洋史Aおよび東洋史Bの各4回の講義のために、PowerPoint教材および関連資料を作成。タイトル:「中国における古代観の変遷」(東洋史A)、「「中国」的世界周辺の歴史を復元する」「雲南の古代文化」「四川の地理環境と古代文化」「中国東南部はどのようにしてまとまりある「地域」なのか」(以上東洋史B)。 

 
2015  研究会における学生の交流 

日本中国考古学会・中部地区部会の代表者として、例会を開催した。今年度は1回のみであったが、中国山東大学から路国権氏を招聘して(科研)、人文学部との共催によって例会を開催した。学生と路国権氏の交流にも貢献した。  

2016/0123 
2009  人類文化学科FD研究会 

わたし個人の会議ではないが、企画した人類文化学科長としてこの研究会の開催を教育活動の一部として記録しておきたい。当日は学科の3名の教員による演習系科目授業における取り組みを話していただいた。FD活動としては初歩的なものではあるが、活発な議論を通して、学科に大きな益があったと考えている。 

2010年2月3日 
2009  教員免許状更新講習 

教員免許状更新講習の講師をつとめた。考古学系の4人の教員による講習会であった。 

2009年7月5日 
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研究活動/社会的活動
年度
Year
活動名称
Name of activities
活動期間
Period of Activities
2017  2017アジア現代陶芸展 記念講演  2017/08/31~2017/08/31  

活動内容等(Content of Activities) 愛知県陶磁美術館主催の「2017アジア現代陶芸展」初日におこなわれた記念講演を担当した。タイトルは「『中国』的世界の形成とアジアの諸地域」。陶芸展に参加した中国、台湾、韓国、日本の美術系大学の学生教員および日本の一般聴衆が対象であった。内容は中国初期王朝の形成とその周辺地域との地域間関係の動態を示す学術的なものとした。 

2017  中国北京市と周辺(河北省)の地理考古学的調査  2017/08/07~2017/08/16  

活動内容等(Content of Activities) 2017年7月~8月に北京大学に滞在し、その間に北京大学および北京市内の主要な研究機関と博物館等に収蔵される考古遺物の調査をおこなった。また近隣の河北省(保定市、石家荘市)の遺跡立地についての地理考古学的調査をおこなった。 

2017  中国四川省の地理考古学的調査  2017/07/31~2017/08/06  

活動内容等(Content of Activities) 2017年7月~8月にかけて北京大学に滞在し、その間に四川省の地理考古学的調査をおこなった。四川盆地における古代の水利と農業環境の観察が中心となり、同時に成都平原の重要遺跡を現地視察した。 

2017  中国陝西省の地理考古学的調査  2017/07/17~2017/07/27  

活動内容等(Content of Activities) 2017年7月~8月、北京大学に滞在し、その間に中国陝西省の地理考古学的調査をおこなった。同地域については10数年来の調査経験がある。今回は、近日中に執筆予定の学術論著のために、重要遺跡の地理的情報の再確認を主な目的とした。 

2017  中国山東省の地理考古学的調査  2017/07/07~2017/07/14  

活動内容等(Content of Activities) 2017年7月~8月の間、北京大学に滞在し、その間中国山東省の地理考古学的調査をおこなった。この調査は今後の本格的調査に向けての試行的なもので、山東大学、山東省文物考古研究所等の関係者と交流し、また新石器時代から秦漢時代にかけての主要遺跡の現状を視察した。 

2016  学会誌編集  2016/4~2016/11 

活動内容等(Content of Activities) 日本中国考古学会編集委員長として、『中国考古学』を編集した。 

2015  研究会主催  2016/01/23 

活動内容等(Content of Activities) 日本中国考古学会・中部地区部会の代表者として、例会を開催した。今年度は1回のみであったが、中国山東大学から路国権氏を招聘して(科研)、人文学部との共催によって例会を開催した。学生と路国権氏の交流にも貢献した。 

2015  学位論文の審査(他大学)  2015/07/24 

活動内容等(Content of Activities) 東京大学大学院・考古学専門分野における博士後期課程の学位論文の審査に加わった。 

2015  学術誌編集  2015/04~2015/12 

活動内容等(Content of Activities) 日本中国考古学会の機関誌『中国考古学』(査読付き)の編集委員長として、同誌の15号の編集をおこなった。 

2014  研究会主催  2014/9~2015/1 

活動内容等(Content of Activities) 日本中国考古学会・中部地区部会の主催・司会
第一回2014年9月13日(中国社会科学院考古研究所・許宏氏講演他)
第二回2015年1月15日(中国社会科学院考古研究所・高江濤氏講演他) 

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著書・学術論文に関する統計情報
年度
Academic Year
学術研究著書の件数
No. of Academic Books
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数
No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数
No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins
学会受賞等の受賞件数
No. of Academic Awards Received
国際学会でのゲストスピーカーの件数
No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences
国際学会での研究発表の件数
No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences
国内学会でのゲストスピーカーの件数
No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf.
国内学会での研究発表の件数
No. of Papers Presented at National Academic Conf.
2016 
2015 
2014 
2013 
2012 
2011 
2010 
2009 
2008 
2007 
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2017/09/12 更新