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学術論文
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年度
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論文題目名
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Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2016  初級学習者の作文にみられる、「に」の過剰使用が現れた文の特徴について  単著   
『アカデミア』文学・語学編  , 南山大学  , 第101号  , pp.169-184  , 2017/01   

概要(Abstract)  日本語初級レベルの学習者によって書かれた作文には、助詞「に」の過剰使用が多く観察される。これについて調べるため、外国人留学生の作文から、正用、誤用に関わらず助詞「に」が使われている文を抽出し、前接する名詞の種類(場所、時、人、物、事)によって分析した。そして過剰使用が現れた文の特徴を、以下の3種類にまとめた。
①「に」の前の名詞が「場所」であり、学習者が「活動」を意図したもの。
②「に」の前の名詞が「時」であり、学習者が「期間」や「時間的範囲」を意図したもの。
③「に」の前の言葉が、数字を含まない「時」であり、以下のいずれかに当てはまるもの。
 ・学習者が「頻度」を意図した。
 ・「に」の前の言葉が、「時」を表す副詞である。
 ・あることをした、またはあることが起こった時点を、取り立てて強調する必要がない。或いは、その時点を特定できない。 

備考(Remarks)  

2013  外国人留学生の作文に現れるテンス・アスペクト形式の分析  単著   
南山大学国際教育センター紀要  , 南山大学国際教育センター  , 第14号  , 25-39  , 2013/12   

概要(Abstract) 本研究は、日本語学習者が書いた作文に現れるテンス・アスペクト形式を分析し、その使用実態を明確にし、表現形式の誤用が起こる原因を探ろうとするものである。そのために、初級レベルの日本語クラスで学習する外国人留学生50名の作文235点を分析した。その結果、以下のことが明らかになった。
・学習者が使用する全てのテンス・アスペクト形式「ル、タ、テイル、テイタ」(正用・誤用を含む)のうち、「ル、タ」だけで9割以上を占め、「テイル、テイタ」は使われること自体が少ない。
・しかし、「ル、タ」の誤用のうち多くが「テイル、テイタ」とすべきものだった。ルとテイル、タとテイタの使い分けに関しては、「開始時点や終了時点の明示、継続性、別の時期との対比、頻度の高さ」などの条件がポイントになる。
・ルとタの混同も起こりやすい。タのもつ「完了」の意味と、ルのもつ「習慣、状態」の意味が近いからである。 

備考(Remarks)  

2009  外国人留学生が書いた作文の調査・分析 -言葉や文の関連性に焦点を当てて-  単著   
南山大学国際教育センター紀要  , 南山大学国際教育センター  , 第10号  , 67-80  , 2009/12   

概要(Abstract) 外国人留学生が書いた作文には、文法面で正しくともどこか不自然に感じられる文や文章が多い。そこでその要因を明らかにするため、語句や文のつながり、筋の流れなどに焦点を当てて留学生が書いた文章の分析をした。対象としたのは、南山大学総合政策学部の日本語Iクラスに在籍していた外国人留学生20名が書いた作文である。その結果、言葉同士や文同士の論理関係、文脈の流れやテーマの一貫性などの点で問題のある作文が多いことが確認された。つまり、テーマに一貫性を持たせ、前後の語句や文の関連性を考えて言葉を選び文章を書くことが大切なのである。これらの点に意識を向けて文章を書けば、留学生の作文は、よりまとまりのある、書き手の意図が伝わりやすいものになることを示唆した。 

備考(Remarks)  

2006  逆接の「のに」を使った文の分析 −外国人留学生の書いた文章を対象として−  単著   
国際教育センター紀要  , 南山大学国際教育センター  , 第7号  , 13-21  , 2007/03   

概要(Abstract) 外国人留学生が書いた文章の中から逆接の「のに」が使われているものを抜き出し、それを「pならばqのにrこれに対しs」という論理構造をモデルとして分析した。ここでいう「p、q、r、s」の定義は、それぞれ以下の通りである。 p:前提となる既定事実。 q:「p」から当然起こると予測される事態。 r:実際に起こったと認定される事実。或いは起こりそうだと判断される事柄。 s:「q」と「r」の食い違いに対する書き手の主観や感想。 考察にあたっては、特に「不可抗力」「強い感情」「当然の結びつき」の3点をポイントとし、留学生の書いた「のに文」がどうして不自然なものになっているのかについて検討した。その結果、留学生が書いた「のに文」の中には、「p、q、r、s」の4つの要素が揃っていないものや、「p」と「q」の結びつきが弱い、或いはないものが多いことがわかった。また、今後の効果的な指導につなげていくための案も提示した。 

備考(Remarks)  

2002  日本語初級レベルの留学生によって書かれたジャーナルと課題作文の比較分析  単著   
『アカデミア』文学・語学編  , 南山大学  , 73号  , 347-358  , 2003/01   

概要(Abstract) 南山大学総合政策学部の日本語Iクラス(初級コース)の留学生が書いたジャーナルと課題作文を、文の長さや文構造の複雑性、節の種類の3つの観点から比較分析した。その結果を以下のようにまとめた。(1)概ねジャーナルより課題作文の方が作文の長さは長く、構造の複雑な文が多い。(2)全体的に、ジャーナルでは副詞節がよく使われ、課題作文では連体節の多用に特徴が認められる。但し名詞修飾節や「から(理由)」「とき」「と(引用)」などは、どちらにも現れやすい。 

備考(Remarks)  

2000  ジャーナルによる誤用訂正の効果について −「日本語A」クラスの2名の外国人留学生の場合−  単著   
『アカデミア』文学・語学編  , 南山大学  , 69号  , 281-290  , 2001/01   

概要(Abstract) 南山大学の「日本語A」クラスで、留学生を対象にジャーナルによる作文指導を行い、8ヶ月間にわたって誤用数と訂正率の変化を調べた。その結果を以下のようにまとめた。(1)ジャーナル指導により、徐々にではあるが誤用の数を減らしていくことができる。(2)日本語学習歴の長い留学生の方が、誤用の数は少なく訂正率は高い。(3)留学生にとって誤用訂正が行いやすいのは、概ね「文字・表記」「文法」「語彙・表現」の順であるといえる。 

備考(Remarks)  

1998  日本語会話指導のためのロールプレイについて−国立高雄技術学院の場合−  単著   
静岡・ことばの世界  , 静岡県方言研究会  , 2号  , 41-51  , 1999/03   

概要(Abstract) 国立高雄技術学院は、台湾の高雄県にある二年制技術学院である。本稿では、そこの「上級会話」の授業で筆者が行ったロールプレイを通して、海外における上級レベルでの会話指導はどうあるべきかについて検討した。そして、テーマの幅を広げること、インプットよりアウトプットを増やすこと、母国について発信する機会を多く与えること、学生の自主性や自律性を重んじること、の4点を重要だと考え、それぞれについて提言を行った。 

備考(Remarks)  

1998  「東亞日本語論」に記された台湾人の日本語の発音  単著   
名古屋・方言研究会会報  , 名古屋・方言研究会  , 15号  , 51-59  , 1998/05   

概要(Abstract) 『東亞日本語論』は、終戦直前の1945年 3月に出版された研究書である。それには、当時の日本人及び外国人(特に台湾にいる本島人)の日本語の発音の実態が詳細に記録されている。それらの具体例から、「音質の曖昧化、音量の曖昧化、音調の單型化」という三つの原則が導き出されている。拙論ではそれぞれについて、現在の台湾人学習者の発音と比較対照させながら検証を試みることにより、現在では状況が変わっているものと、現在でも通じる点があるものとを明らかにした。 

備考(Remarks)  

1997  モデル会話作成にあたっての留意点について  単著   
台湾日本語文学報  , 中華民国日本語文学会  , 12号  , 237-255  , 1997/12   

概要(Abstract) 日本語学習者が学ぶモデル会話は、学習者が遭遇する可能性のある場面で、自然なコミュニケーションを学べるようなものにすべきである。そのための留意点を、(1)モデル会話の設定の仕方(人物設定、場面設定、一貫性) (2)言語活動に対するとらえ方(インフォメーション・ギャップ、機能、問題解決、言語化の必要性) (3)コミュニケーション上の問題で、外国人との接触場面特有の現象(コミュニケーション・ブレイク、日本人特有のストラテジー)に分けて検討し、最後にオリジナルの会話例を提示した。 

備考(Remarks)  

1995  教師の自己研修能力の開発に向けて  共著   
日本語学  , 明治書院  , 14巻7号  , 33-42(共同研究  , 1995/07   

概要(Abstract) 海外日本語教師長期研修では、研修生の教師としての自己研修能力の開発に向けて研修プログラムを計画してきた。自己研修能力とは、研修生自身が自己の問題を認識し、問題解決の方法を計画・実施し、その結果を自己評価し、次の目標を設定していく力のことである。自己研修の過程が成り立つためには、自己を客観的にとらえる力、問題を認識する力、自律的に問題を解決していく力などが必要となる。それらを教師研修にいかに組み込んできたかについて報告する。 

備考(Remarks) 王崇 梁,大関真理,笠原ゆう子,古川嘉子,山口 薫「共同研究により本人担当部分抽出不可能」 

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