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学術論文
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28 件中 1 - 10 件目

年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2017  Merja Kytö and Päivi Pahta The Handbook of English Historical Linguistics, Cambridge University Press 2016, xxi + 624 pp.  単著   
近代英語研究  , 近代英語協会  , 34号   

概要(Abstract)  本書評論文は、2016年に出版されたCambridge大学のHandbookシリーズに連なる、歴史言語学の発展過程と展望を解説した研究書を論じたものである。各章の単純な内容紹介ではなく、編者たちが何を意図してどのように広範な領域からなる本書を構成したかに焦点をあて、その読み取り方や意義について論じたもの。現時点でこの書が歴史言語学の研究者にとってどのような意味を持つかを提示したものとなっている。 

備考(Remarks)  

2017  多言語表記景観研究の質的転換 ~時空間における情報集積の運ぶメッセージ~  単著   
南山大学短期大学部紀要  , 南山大学短期大学部  , 39号   

概要(Abstract)  本論考は、2016年度及び2017年度に行った現地調査をもとにして、言語景観の研究視点についてあらたに開かれている視点から、多言語表記を論じたものである。言語景観の研究は、従前はひとつひとつの言語掲出について論じられることが多かったが、近年になって多元的なものの考え方が社会言語学一般に浸透していることと呼応して、掲出される場所での情報を集積的に見るべきであるという考え方が広まっている。これを受けて、多言語を表示するケースの場合には情報集積によって始めて立ち表れるメッセージの様相があることを示した。また、集積という観点には時間軸も含まれることも指摘し、それを含めた研究の広がりを提示した。 

備考(Remarks)  

2015  マルタの言語景観から―二言語併用におけるマルタ語の表出をめぐって  単著   
アカデミア  , 南山学会  , 文学語学編99  , 173-190  , 2016/1/30   

概要(Abstract)  近年、多言語化の進行と、逆に母語を保護推進しようとする二つの流れの中で、複数言語についての言語景観のもたらす意味についての研究がさまざまに行われている。本稿では、マルタ共和国のように、二言語が公用語とされ、なおかつ英語とマルタ語両者がどちらも十分に日常的に機能している状況において、言語景観がどのように現れるかを報告し、その言語景観における類型を分類した。その類型が両言語の位置づけをどのように反映するものであるかを分析するには、どのような切り口が有効であるかを検討したものである。 

備考(Remarks)  

2013  都市多言語エリアにおける共同体意識の変容に関する一考察―地方自治体による言語併記の取り組みを手掛かりとしてー  単著   
人間関係研究  , 南山大学人間関係研究センター  , 13  , pp.41-69  , 2014/03/25   

概要(Abstract) 日本の自治体では、年々諸外国からの定住・半定住の非日本語母語話者が増加しており、当然、このような地域では多言語化状況が進んでいる。本稿では、その中でPublic Body(公共機構体)が発信している、広い意味での言語景観(Linguistic Landscape)というテーマを取り上げつつ、日本語を母語としない居住者に対してどのように言語が提示され、それは共同体の再構築に向かう変容とどのように連動しつつあるかという側面から考察する。
多言語提示、併記等によって浮かびあがるのは、誰のためにこれらの多言語による提示を行うのか、読み手として誰を意識しているのか、という自治体の姿勢であり、またそのような姿勢を持つに至るコミュニティの現実の変容である。更に言えば、これらの言語景観の変容を定点観測していくことには、コミュニティの意識変容を分析する手がかりになり、逆に共生推進のために、どのような言語景観や言語提示を行うことで共同体の再構築意識を涵養していけるのかということを読み解くことにもつながることが示されている
 

備考(Remarks)  

2013  言語景観の多層性に関しての一考察  単著   
アカデミア 文学・語学編  , 南山学会  , 95  , pp.179-202  , 2014/01/30   

概要(Abstract) 本稿では、広がりを見せる言語景観研究の一端である、二言語併用表記のケースを紹介し、またそれがどのような位置づけを持ちえるかについて、アイルランドのダブリン市における景観を例にとりながら考察したものである。
道路標識や公共掲示あるいは広告看板などに代表されるような言語景観は、ほぼ恒常的に存在し、日常的に繰り返しメッセージを送り続ける。そこに存在する言語景観の背後には言語政策推進側からの様々なレベルの意味や意図が込められており、読み手は、意識と無意識の両方にそのメッセージ・パラメッセージ・メタメッセージを受信することになる。
例えば、例に挙げたアイルランドのように、アイルランド語を公用語としていながら、その話者が極端に少ないという言語状況を持つ地域の場合、アイルランド語表記は特異な意味を持つ。表層に表れている景観から、その多様で多層的な意味を考察・分析することが可能であり、それは現代にあって母語の持つ意味は何かを再考することにもつながり、大きくは言語の果たす役割とは何であるのかということに収斂していくと考えられる。
 

備考(Remarks)  

2012  言語運用から見た促進方略―セラピスト・クライエント間の情報共有をめぐるケーススタディ  単著   
『アカデミア』文学・語学編  , 南山大学  , 第92号  , pp.101-136  , 2012/6   

概要(Abstract) 本稿ではセラピーにおける言語運用の在り方を大きな研究目標としたうえで、具体的なデータ検証の可能性・方向性を論じ、心理療法場面においてどのような談話特性が見いだされ、どのようにその場面の構築に寄与しているのか、またそこに特定言語の性格がどのようにかかわるかの研究の方向性を示した。 

備考(Remarks)  

2011  Tグループにおけるトレーナーのファシリテーション、学習観・トレーニング観に関する質的研究  共著   
南山大学人間関係研究センター紀要  , 南山大学人間関係研究センター  , 11  , pp. 55-95  , 2012/03/26   

概要(Abstract) 本稿の目的は、① 現代のTグループ・トレーナーのファシリテーションと、それを支える学習観・トレーニング観についての認識を明らかにすること、②その構造、関係性を示すことである。トレーナー・トレーニング形式で行われた、Tグループセッションのクリティーキング場面におけるメンバーとトレーナーの言動を基礎資料とし、そのデータをKJ法註3により、理論生成した。
その結果、現代のTグループ・トレーナーのファシリテーション、学習観・トレーニング観に関する8つのグループが構成され、各グループ内の構造を明らかにした。また、それぞれの関係性を示した。以下にその8つのグループを示す。
・第1グループ “ねらいを大切にした学習の場づくりをする”
・第2グループ “共にあることを目指してメンバーのねらいの達成や自律的な動きをサポートする”
・第3グループ “今ここの影響関係の特徴をつかむ”
・第4グループ “メンバーやグループの状況に応じて効果的に働きかける”
・第5グループ “トレーナーとしての自分自身のあり様や与えている影響に気づいている”
・第6グループ “メンバーの動きを予測して待つ”
・第7グループ “データを使ってプロセス(顕在・潜在)に介入する”
・第8グループ “明確な意図を持ち伝わりやすい表現を用いて介入する”
 

備考(Remarks)  

2010  What Does Joint Construction Reveal about Therapeutic Context?  単著   
Synchronic and Diachronic Approaches to the Study of Language : A Collection of Papers Dedicated to the Memory of Professor Masachiyo Amano  , 英宝社フェニックス  , pp.245-258  , 2010/6/13   

概要(Abstract) 共同発話構造に見られる日本語の特性に注目し、とりわけ英語等と比較した場合に発話後半の投射が組織的に遅れるとする研究結果を踏まえた上で、その日本語特性が心理療法場面におけるセラピストの言語管理にどのように使用され、どのような療法的な意味合いを生み出すかについて検証考察したもの。 

備考(Remarks)  

2009  An Approach to Institutional Interaction : How Language Works in Therapeutic Practice  未設定   
Ivy Never Sere : The fifteenth Anniversary Publication of The Society of English Literature and Linguistics. Nagoya University  , 音羽書房鶴見書店  , pp. 389-406  , 2009/3   

概要(Abstract) 箱庭療法の実験という制度的場面において、言語の運用がセラピストとクライエントの共同作業によって遂行されているという仮説のもとに、その組織化の具体的事例を抽出し検証した。更に、この共同作業の具現にあたっては、日本語における特性という言語固有の側面が関与する可能性を研究課題として指摘している。 

備考(Remarks)  

2009  制度的場面における言語運用の専門性について―箱庭療法における言語セッションのケース  共著   
『アカデミア』人文・社会科学編  , 南山大学  , 88  , 2009/1   

概要(Abstract) 特定の枠組みを持つ制度的場面においては専門家が介在し、その専門性に応じて言語の運用や会話の組織構成が展開される。その例の一つである箱庭療法の実験を取り上げ、その初回面接における臨床家の言語管理がどのような具体的言語方略として現れ、それがどのように箱庭という制度の形成に関与しているかを分析したもの。検証方法としてセラピストとクライエントの会話連続の構成に着目として普遍性を取り出した。 

備考(Remarks)  

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