2024/12/10 更新

写真b

ナカムラ カズヒコ
中村 和彦
NAKAMURA Kazuhiko
所属
人文学部 心理人間学科 教授
職名
教授
主な研究課題
長期研究:組織開発(OD)に関する研究

短期研究:ラボラトリー方式の体験学習に関する基礎研究
専攻分野
人間関係トレーニング、組織開発(OD)、グループ・ダイナミックス

学位

  • 教育学修士 ( 1992年3月   名古屋大学 )

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    修士

  • 学士(教育心理学) ( 1988年3月   北海道教育大学 )

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    学士

研究分野

  • 人文・社会 / 社会心理学

学歴

  • 名古屋大学   教育学研究科   教育心理学専攻後期

    - 1995年3月

  • 北海道教育大学   小学校教員養成過程   教育心理学科

    - 1988年3月

所属学協会

  • OD Network Japan会員(2010.2〜現在に至る)

  • 経営行動科学学会会員(2003.6〜現在に至る)

  • 日本産業・組織心理学会会員(2003.6〜現在に至る)

  • 日本人間性心理学会会員(1996.7〜現在に至る)

  • 日本グループ・ダイナミックス学会会員(1990.4〜現在に至る)

  • 日本教育心理学会会員(1990.4〜現在に至る)

  • 日本社会心理学会会員(1989.4〜現在に至る)

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委員歴

  • OD Network Japan会員(2010.2〜現在に至る)  

  • 経営行動科学学会会員(2003.6〜現在に至る)  

  • 日本産業・組織心理学会会員(2003.6〜現在に至る)  

  • 日本グループ・ダイナミックス学会会員(1990.4〜現在に至る)  

  • 日本社会心理学会会員(1989.4〜現在に至る)  

論文

  • 組織開発の取り組みが業績向上につながる影響過程:中小企業における事例研究

    組織開発研究   第5号   74 - 91   2021年3月

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    出版者・発行元:OD Network Japan  

  • 組織における対話を支える諸理論

    人間性心理学研究   37 ( 1 )   35 - 42   2019年9月

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    出版者・発行元:日本人間性心理学会  

    人間性心理学と組織論とのつながりについて検討することを前提に、組織論(特に組織行動論や組織開発)における対話の諸理論を整理した。

  • 構成的なラボラトリー方式の体験学習が大学生に及ぼす効果-対人的傾向,学習観や人間関係観,コミュニケーション・スキルを指標として-

    人間関係研究   17   1 - 23   2018年3月

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    出版者・発行元:南山大学人間関係研究センター  

    本研究では,大学生に対するラボラトリー方式の体験学習を用いた授業の効果について,統制群を設定した2群事前事後テストデザインにより検討を行った。同一の学科に所属する大学1年生で,事前調査と事後調査の両方に回答した学生が調査対象者であった。その中で,ラボラトリー方式の体験学習を用いた授業を春学期に受講した学生を実施群(69名),秋学期に当該の授業を履修するために春学期に受講しなかった学生を統制群(41名)とした。ラボラトリー方式の体験学習の効果を測定するための指標として,対人的傾向,学習観や人間関係観,コミュニケーション・スキル尺度が用いられた。これらの項目に対して回答を求める調査が,授業開始時の4月と授業終了時の7月に実施された。分析の結果,実施群は統制群に比べて,「自己発見動機」得点,学習観としての「体験学習過程重視」得点,人間関係観としての「プロセス視点重視」得点と「感情共有重視」得点の変化量が有意に高まっていたことが明らかになった。ラボラトリー方式の体験学習が大学生の学習観や人間関係観に及ぼす効果や,ソーシャルスキル・トレーニングとの異同について考察がなされた。

  • Tグループにおけるトレーナー・トレーニングと次世代実践家の養成

    人間性心理学研究   34 ( 1 )   103 - 108   2016年9月

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    出版者・発行元:日本人間性心理学会  

    Tグループの次世代実践家の養成について、トレーナー・トレーニングの進め方やその後のステップについて考察を行った。

  • 対話型組織開発の特徴およびフューチャーサーチとAIの異同

    人間関係研究   13   20 - 40   2014年3月

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    出版者・発行元:南山大学人間関係研究センター  

    組織開発の最近のアプローチである対話型組織開発について特徴を論じるとともに、対話型組織開発の代表的なアプローチであるフューチャーサーチとAI(appreciative inquiry)の共通点と相違点について考察を行った。

  • 大学1年生春学期におけるラボラトリー方式の体験学習の効果-体験から学ぶ力の影響-

    実験社会心理学研究   52   137 - 151   2013年3月

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    出版者・発行元:日本グループ・ダイナミックス学会  

    ラボラトリー方式の体験学習を用いた授業が大学生の対人的傾向やソーシャルスキルに及ぼす効果について、不等価統制群事前事後テストデザインによって検証することを目的とした。加えて、体験学習のEIAHE'モデルに基づく「体験から学ぶ力」の個人差が、ラボラトリー方式の体験学習の効果を媒介するかどうかを検討した。その結果、統制群に比べて実施群の対象者は、「自己発見動機」得点が有意に上昇することが明らかとなった。また、実施群において「体験から学ぶ力」の自己評定が高い群は低い群に比べて、「ソーシャルスキル」合計得点やその下位尺度の得点が有意に上昇することが認められた。

  • ゲシュタルト組織開発とは何か

    人間関係研究   11   96 - 115   2012年3月

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    出版者・発行元:南山大学人間関係研究センター  

    日本にまだ紹介されていない、ゲシュタルト組織開発の概要を解説するとともに、ゲシュタルト組織開発を日本に導入することの意義について考察を行った。

  • 職場における協働の創生

    人間関係研究   9   1 - 34   2010年3月

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    出版者・発行元:南山大学人間関係研究センター  

    職場における協働をいかに高めるかという問題について、文献研究による理論的考察と、実践例からの事例研究を行った。

  • ラボラトリー方式の体験学習の歴史

    人間関係研究   8   1 - 29   2009年3月

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    出版者・発行元:南山大学人間関係研究センター  

    ラボラトリー方式の体験学習および組織開発の米国と日本での歴史を概観し、そこから得られた教訓について考察を行った。

  • 小・中学校における人間関係づくりをめざしたアクションリサーチ-ラボラトリー方式の体験学習を用いた教育実践の試みとその評価-

    人間関係研究   7   26 - 53   2008年3月

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    出版者・発行元:南山大学人間関係研究センター  

    小・中学校を対象にした、ラボラトリー方式の体験学習の導入を試みたアクションリサーチの実践(平成18・19年度南山大学教員養成GP)について、その効果を検討した。研究1では、教師に対する効果を検討し、教師は教育実践に対する自信を高めるとともに、「子ども中心の教育観」が高まっていた。生徒は中学3年生について、ラボラトリー方式の体験学習を用いた授業が多く実施された群ほど、クラスへの満足度や協力度が高まっていた。

  • アクションリサーチとは何か?

    人間関係研究   7   1 - 25   2008年3月

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    出版者・発行元:南山大学人間関係研究センター  

    アクションリサーチの特徴と歴史を概説するとともに、再定義を行った。また、研究者と内部者との協働のされ方による違いからアクションリサーチの分類を試みた。さらに、アクションリサーチの妥当性と一般化可能性について議論を行った。

  • ラボラトリー方式の体験学習が学生の対人関係特性に及ぼす影響-調整変数としてのEIAHE’体験学習機能-

    アカデミア 人文・社会科学編   85   187 - 206   2007年3月

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    出版者・発行元:南山大学  

    ラボラトリー方式の体験学習が学生の対人関係特性(社会的スキル、対人的安心感、自己肯定感など)に及ぼす効果について、体験学習機能が調整変数となることを実践から得られたデータから実証を行った。EIAHE’モデルの体験学習サイクルを循環させる可能性が高い群は、低い群に比べて、体験学習を用いた授業前から授業後にかけて社会的スキル得点がより高まったことが示された。

  • 組織開発(OD)とは何か

    人間関係研究   6   1 - 29   2007年3月

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    出版者・発行元:南山大学人間関係研究センター  

    組織開発の特徴、歴史をレビューするとともに、これまでの多くの定義を整理した。その上で、組織開発のユニークさは、その価値観と、チェンジ・エージェントと組織構成員との関係性にあることを論じた。さらに、今後の日本における組織開発の必要性を論じた。

  • バングラデシュ医療プロジェクトにおける人間関係トレーニングの効果に関する考察-トレーニングから組織開発(OD)への枠組み変換の必要性-

    人間関係研究   5   101 - 122   2006年3月

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    出版者・発行元:南山大学人間関係研究センター  

    バングラデシュでのJICA医療プロジェクトにおける人間関係トレーニング導入の試みについて、(1)その実践経過、(2)効果の分析、(3)考察および今後の課題、について論じた。特に、病院組織に対するアプローチとして、これまでの人材開発パラダイム(トレーナー機能)から、組織開発パラダイムへ変換していくことの必要性について考察を行った。

  • Tグループを用いたラボラトリー・トレーニングの構造に関する比較研究-日本・米国・インドにおけるプログラムの相違について-

    人間関係研究   5   123 - 139   2006年3月

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    出版者・発行元:南山大学人間関係研究センター  

    Tグループを中心としたラボラトリー・メソッドによる体験学習(ラボラトリー・トレーニング)について、プログラムの構造の観点から、日本(南山大学人間関係研究センター)、米国(NTL Institute)、インド(ISABS)の3カ国間の共通点・相違点を考察した。

  • インドにおけるラボラトリー・トレーニングの歴史と特徴-Tグループを中心として-

    人間関係研究   4号   73 - 100   2005年3月

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    出版者・発行元:南山大学人間関係研究センター  

    インドにおけるラボラトリー・トレーニング、特にTグループを用いたトレーニングについて、ISABSの活動を中心に、その歴史と特徴を概説するとともに、日本のTグループとの共通点・相違点を考察した。

  • EIAHE’モデルの体験学習機能尺度作成の試み

    アカデミア 人文・社会科学編   79号   87 - 121   2004年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    日本において用いられている体験学習のEIAHE’モデルについて、理論的整理を行うとともに、それぞれの機能を測定することができる尺度を作成し、その信頼性と妥当性を検討した。

  • エンパワメントの概念およびエンパワメント・ファシリテーション

    人間関係研究   3号   1 - 22   2004年3月

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    出版者・発行元:南山大学人間関係研究センター  

    エンパワメントの概念について、用語の経緯、定義、エンパワメントの対象について文献研究を行うとともに、エンパワメントのファシリテーションに関する理論と方法について、関連する諸領域の実践を整理し、考察を行った。

  • 大学図書館の利用に影響する要因は何か?-利用者特性と状況が図書館利用や情報探索行動に及ぼす影響-

    南山大学図書館紀要   8   1 - 25   2003年5月

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    出版者・発行元:南山大学図書館  

    学生の大学図書館の利用度に影響する要因を探るために、大学生500名以上に対して調査が行われた。調査の結果、(1)図書館利用方法の既知度、(2)インターネット操作スキル(負の関連)等が影響していることが見出された。また、学業への動機づけが高く、空きコマの時間も多い学生は、図書館の利用度がより高まることが明らかになった。

  • 人間関係トレーニングの国際協力における位置づけ-医療、教育、参加型開発との接点に関する考察-

    人間関係研究   2号   118 - 132   2003年3月

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    出版者・発行元:南山大学人間関係研究センター  

    体験学習を用いた人間関係トレーニングを国際医療保健協力において導入していくことの特徴や意味を、患者中心の医療観、P.Freireの教育観、R.Chambersの参加型開発などの諸概念と比較しながら、独自の考察を行った。

  • パキスタンにおける人間関係トレーニングの実践とその考察(第4報)-最終評価と評価方法の考察-

    人間関係研究   2号   150 - 165   2003年3月

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    出版者・発行元:南山大学人間関係研究センター  

    パキスタン母子保健プロジェクトに対して人間関係トレーニングを導入した効果について最終評価を行うことを目的とした事例研究を行った。また、国際協力における評価手法について、質的データを用いたフィールド研究の観点より考察を行った。

  • 体験学習を用いた人間関係論の授業が学習者の対人関係能力に及ぼす効果について-社会的スキル・対人不安-

    アカデミア 人文科学系   第76号   103 - 141   2002年3月

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    出版者・発行元:南山大学  

    大学生に対して実施された、体験学習による人間関係論が、学生の対人関係能力にどのような効果があるかを、講義型で行われた授業と比較することによって検討を行った。その結果、体験学習による授業は、学生の対人的な不安を低め、社会的スキルを高めることが明らかとなった。また学習スタイルとの関連では、「考える」型の学生は対人的に安定していることも明らかになった。

  • メンバーのパーソナリティと他者からのパーソナリティ認知がグループの人間関係形成に及ぼす影響-自他のパ

    アカデミア 人文科学系   74号   321 - 344   2002年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    グループの人間関係が形成される要因として、メンバーのパーソナリティ及び他のメンバーによるパーソナリティ認知の影響を検討した。その結果、開放的なメンバーがいるグループの方が、また他のメンバーを批判的でないと認知し、受容的と認知する方が、グループの人間関係が形成されることがデータから示された。

  • 人間関係における「ともにある」ことに関する一考察

    人間関係   17号   1 - 7   2000年3月

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    出版者・発行元:南山短期大学人間関係研究センター  

    人間関係において他者と「ともにある」ための前提として、「わたしである」ことの重要性を論説した。

  • 非構成的なグループ・アプローチの歴史的・理論的背景に関する検討-Tグループ,エンカウンター・グループ

    人間関係   15号   72 - 98   1998年3月

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    出版者・発行元:南山短期大学人間関係研究センター  

    非構成的なグループ・アプローチである、(1)Tグループ、(2)エンカウンター・グループ、(3)精神分析的集団精神療法、の歴史的背景やスタッフの理論的背景の共通点、相違点について、これまでの文献をレビューし考察を行った。

  • 無意識の情報処理に関する研究の動向-視覚におけるサブリミナル現象を中心に

    南山短期大学紀要   24号   147 - 159   1997年1月

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    出版者・発行元:南山短期大学  

    視覚におけるサブリミナル現象について、心理学の研究で明らかにされているデータをレビューした。特に、単純接触の効果に関する Bornsteinの研究と、プライミングを用いた Zajonc の研究をレビューし、両者の理論の矛盾を指摘した。

  • 学生による授業評価票作成の試み(1)-授業の認知次元の抽出及び各次元と全体的評価との関連について-

    南山短期大学紀要   22号   137 - 150   1994年12月

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    出版者・発行元:南山短期大学  

    大学生が大学の授業を認知する際の次元を抽出することと、それらの認知次元と授業に対する評価との関連を探索的に検討した。授業の特徴を表現するタームから項目を作成し、大学生 425名に想起した授業をその項目上で評定させた。評定データに対する因子分析の結果、学生が授業を認知する次元として「話の面白さ」、「有用性」、「教授者の人間性」など11因子が抽出された。

  • 態度が意思決定に及ぼす影響過程に関するMODEモデルの検討

    消費者行動研究   1巻   29 - 43   1994年3月

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    出版者・発行元:消費者行動研究学会  

    態度と行動が一致しないのは情報を熟慮しようとする動機づけと機会の双方がある場合であるとする、Fazio(1990) のMODEモデルの妥当性を実験的に検討した。現実の商品選択場面に近い状況で行った実験の結果、情報が複雑な場合は熟慮しようとする動機づけと機会がある状況においても、態度が行動に影響することが見いだされた。

  • 印象形成における視覚的手がかりと聴覚的手がかりの優位性について

    北海道教育大学研究紀要(第I部C)   44巻   57 - 72   1994年3月

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    出版者・発行元:北海道教育大学  

    初対面の印象形成の際に影響を及ぼすのは顔・表情などの視覚的手がかりか、声による聴覚的手がかりかを探る実験を行った。

  • 態度構造研究の最近の傾向と問題点

    名古屋大学教育学部紀要(教育心理学科)   40巻   183 - 202   1993年12月

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    出版者・発行元:名古屋大学教育学部  

    態度構造の最近の諸研究を「態度の強度」と「態度のベースの違い(認知ベースの態度と感情ベースの態度)」の2つの領域に整理して概観した。また、それらの研究の問題点を指摘し、態度構造研究の今後の展望を行った。

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書籍等出版物

  • ファシリテーションとは何かーコミュニケーション幻想を超えてー

    ( 担当: 共著)

    ナカニシヤ出版  2021年12月 

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    総ページ数:209 p.  

    ファシリテーションが求められる現代社会についての論考である。第5章「ファシリテーション概念の整理および歴史的変遷と今後の課題」を執筆。

  • マネジャーによる職場づくり-理論と実践-

    ( 担当: 単著)

    日本能率協会マネジメントセンター  2021年9月 

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    総ページ数:201 p.  

    マネジャーが職場の効果性と健全性を高めるための理論と実践方法を解説している。

  • マンガでやさしくわかる組織開発

    ( 担当: 共著)

    日本能率協会マネジメントセンター  2019年8月 

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    総ページ数:245 p.  

    組織開発の考え方や進め方について、マンガによるストーリー仕立てで解説した。

  • 組織開発の探究-理論に学び、実践に活かす-

    ( 担当: 共著)

    ダイヤモンド社  2018年10月 

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    総ページ数:404 p.  

    組織開発の理論について、哲学からの系譜、経営学からの系譜、行動科学や社会心理学からの系譜を考察したうえで、組織開発の歴史的な展開を論じた。また、日本企業による組織開発の実践例を紹介した。

  • 対話型組織開発-その理論的系譜と実践-

    ( 担当: 単訳)

    英治出版   2018年7月 

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    Gervase Bushe & Robert Marshak編"Dialogic Organization Development"の翻訳。対話型組織開発の理論と実践について紹介されている。訳者まえがき、用語解説、訳者あとがきの執筆も担当。全645ページ。

  • 入門 組織開発-活き活きと働ける職場をつくる

    ( 担当: 単著)

    光文社  2015年5月 

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    総ページ数:204  

    組織開発が現在必要とされている理由、組織開発の特徴と歴史、理論や手法について網羅的に概説した。また、日本の企業で組織開発の取り組みを展開していく際の課題についての考察を行った。

  • 経営行動科学ハンドブック

    ( 担当: 共著)

    中央経済社  2011年10月 

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    総ページ数:840 p.  

    組織心理学、組織行動論、経営学を統合した経営行動科学の諸領域を網羅したハンドブック。第Ⅱ章「経営組織」の中の15節「組織開発」を担当。

  • ファシリテーター・トレーニング-自己実現を促す教育ファシリテーションへのアプローチ-第2版

    ( 担当: 共著)

    ナカニシヤ出版  2010年12月 

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    総ページ数:199  

    2003年度に出版された同名の本の第2版である。執筆を担当した第28章「グループ・ファシリテーターの働き」は初版から大幅に改訂を行い、Tグループでの実践知見に基づいた、ファシリテーションに関するオリジナルなモデルを提示している。

  • 産業・組織心理学ハンドブック

    ( 担当: 共著)

    丸善  2009年7月 

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    総ページ数:572  

    産業・組織心理学に関する理論から応用実践までの国内外の最新研究成果が解説された、産業・組織心理学の分野での日本で初めてのハンドブックである。その中で「組織開発」の章を担当し、組織開発の定義や介入方法について解説した。

  • 心理学:Introduction to Psychology 第2版

    ( 担当: 共編者(共編著者))

    ナカニシヤ出版  2008年3月 

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    総ページ数:344  

    人間理解のための視点や心理学の諸理論を詳しく解説した。

  • 人間関係トレーニング 第2版

    ナカニシヤ出版  2005年4月 

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    総ページ数:198  

    グループの生産性が規定されるプロセスについて、また、組織変革の諸アプローチとして、変革型リーダーシップや自律管理型チームについて論じた。

  • 心理学:Introduction to Psychology

    ( 担当: 共編者(共編著者))

    ナカニシヤ出版  2005年3月 

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    総ページ数:328  

    人間理解のための視点や心理学の諸理論を詳しく解説した概説書である。

  • ファシリテーター・トレーニング-自己実現を促す教育ファシリテーションへのアプローチ

    ( 担当: 共著)

    ナカニシヤ出版  2003年6月 

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    総ページ数:187  

    学習者中心の教育をめざした関わり(ファシリテーション)について様々な角度から体系的に論じられている。筆者担当部分では、グループの関係を促進するグループ・ファシリテーターの概念と実際の動きについて、また、国際協力におけるファシリテーターの動き(教育者としてのファシリテーター、グループ・ファシリテーター、参加型開発のファシリテーター)を論じた。

  • ホリスティック教育ガイドブック

    ( 担当: 共著)

    せせらぎ出版  2003年3月 

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    総ページ数:265  

    1990年代以降育ちつつある教育思想である、ホリスティック教育を一望するガイドブックである。その一節として、ホリスティック教育の一つの流れである「体験学習」について、その特徴を概説した。また、体験的な活動を伴う学習について独自の分類を行った。

  • Collett. P. & Furnham, A “Social Psychology at Work”.(「仕事の社会心理学」)

    ナカニシヤ出版   2001年6月 

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    担当ページ:303 pp.  

    イギリスの著名な社会心理学者M. Argyleの弟子たちによる,現実の産業組織を扱った本“Social Psychology at Work”の訳出である。

  • 子どもの対人関係能力を育てる -子どもの心と体をひらく知識と技法-

    ( 担当: 共著)

    教育開発研究所  2001年3月 

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    総ページ数:244 pp.  

    担当部分は,学習を促進する役割である「ファシリテーター」としての教育者の理念・態度について論じたものである。(184-187を担当)

  • 対人関係の社会心理学

    ( 担当: 共著)

    福村出版  1996年5月 

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    総ページ数:285 pp.  

  • 女性が学ぶ社会心理学

    ( 担当: 共著)

    福村出版  1996年5月 

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    総ページ数:226 pp.  

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MISC

  • テレワークの推進における未来の組織のありようと組織開発

    人間関係研究   21   25 - 30   2022年3月

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    出版者・発行元:南山大学人間関係研究センター  

    テレワーク化が進んだ未来の組織のありようについて4類型を提案した。さらに、それぞれのタイプごとに必要とされる組織開発の特徴を論じた。

  • 学校の「組織開発」入門②-⑫

    教職研修   2020年4月

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    出版者・発行元:教育開発研究所  

    学校における組織開発の考え方と実践についての連載。

  • 学校の「組織開発」入門①-「組織開発」とは何か-

    教職研修   2020年4月号   34 - 35   2020年3月

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    出版者・発行元:教育開発研究所  

    学校における組織開発の考え方と実践についての概説、連載の第1回。

  • 人や関係性などの「見えにくいもの」に働きかけて組織を活性化-現場と協働する人事が「組織開発」の担い手になる

    日本の人事部Leaders   7   4 - 7   2019年4月

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    出版者・発行元:株式会社アイ・キュー  

    人事が推進する組織開発の取り組みについてのインタビュー記事。

  • やさしい経済学の連載「組織開発で考える職場の活性化」

    日本経済新聞   2018年11月

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    出版者・発行元:日本経済新聞社  

    組織開発の考え方に基づく職場活性化の実践について紹介した(計7回の連載)

  • 組織開発イントロダクション―職場・組織活性化のための理論と実践(第4回~第6回)

    企業と人材   vol.50 ( No.1050~1052 )   50 - 53, 78-81, 62-65   2017年4月

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    出版者・発行元:産労総合研究所  

    組織開発の概要について、「診断型組織開発の進め方」「対話型組織開発とAIアプローチ」「組織開発を企業のなかでどのように展開していくか」というテーマでの連載(3回)を寄稿した。

  • 組織開発イントロダクション―職場・組織活性化のための理論と実践(第1回~第3回)

    企業と人材   vol.50 ( No.1047~1049 )   52 - 55, 48-51, 56-59   2017年1月

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    出版者・発行元:産労総合研究所  

    組織開発の概要について、「組織開発とは何か」「職場や組織が変わるとき」「組織開発の手法の全体像とチーム・ビルディング」というテーマでの連載(3回)を寄稿した。

  • 組織開発(organization development)とは何か:活き活きと働ける職場・組織づくり

    プログレス   773   2 - 7   2015年9月

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    出版者・発行元:中部産業連盟  

    組織開発の特徴について概説するとともに、組織開発における働きかけを「働きかけの大枠の計画」「働きかけの手法」「働きかけの行動」の3レベルに分けたうえで、「イベントとしての働きかけ」だけでは不充分であることを考察した。

  • 企業内で組織開発を展開していくためのポイント

    日本の人事部LEADERS   2016 vol.4   111   2015年3月

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    出版者・発行元:日本の人事部  

    企業内で組織開発の機能(部署や人材)を発揮していく際のポイントを、米国での歴史を踏まえながら概説した。

  • 日本における組織開発の変遷と企業内部のOD機能の現状

    企業と人材   2014年11月号   22 - 27   2014年11月

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    出版者・発行元:産労総合研究所  

    米国および日本における組織開発の歴史について概説した。また、組織開発を専ら携わる部署が日本の組織にはないことを指摘し、組織内部の組織開発の機能を高めていくための今後の課題を提言した。OD Network Japan2014国際大会での発表を基に加筆修正した。

  • 戦略パートナー/チェンジ・エージェントとしての人事部が取り組む組織開発

    経営行動科学   27 ( 1 )   61 - 87   2014年8月

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    出版者・発行元:経営行動科学学会  

    Ulrichが提唱する「戦略パートナー」および「チェンジ・エージェント」という人事部の機能を組織開発のアプローチからどのように発揮することが可能かを探ったシンポジウムの記録。

  • 戦略実行のためのコミュニケーション変革-結果や数値中心のコミュニケーションをいかに変えるか-

    xchange communicatio   127   4 - 5   2013年12月

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    出版者・発行元:富士ゼロックス総合教育研究所  

    戦略を実行していくためには、各部署における会議や日常のコミュニケーションを変革する必要があることを概説した。

  • 組織開発とは何か

    JSHRM Insights   60   2 - 9   2010年12月

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    出版者・発行元:日本人材マネジメント協会  

    組織開発の特徴を概説するとともに、日本の企業において人事が組織開発の機能を果たしていく可能性について論じた。

  • 山口裕幸(編)「コンピテンシーとチーム・マネジメント」の書評

    社会心理学研究   第26巻第1号   95   2010年8月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:日本社会心理学会  

    山口裕幸(編)「コンピテンシーとチーム・マネジメント」に対する書評を執筆した。

  • 組織開発の歴史と価値観

    産業・組織心理学会 部門別研究会   2010年3月

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    出版者・発行元:東京富士大学  

    組織開発の歴史を紹介した後、組織開発のベースとなる価値観について解説した。聞き手は約90名であった。

  • コミュニケーション不足が招く「生産性」と「協働性」の低下-人と組織の潜在能力を引き出すビジネス・コミュニケーションを創るために-

    オムニ・マネジメント   2010年2月号   2 - 7   2010年2月

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    出版者・発行元:日本経営協会  

    組織におけるコミュニケーションの現状を概観するとともに、コミュニケーションが組織の生産性と協働性を高めるメカニズムについて概説した。また、組織内コミュニケーションを豊かにするためのアプローチを紹介した。

  • 新規事業モデルを可能とする組織のあり方への行動科学の知見を導入した組織開発の視点からの提案

    平成20年度厚生労働省国際医療協力研究委託費研究報告書   平成20年度版   257 - 258   2009年10月

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    出版者・発行元:国立国際医療センター  

    2008年度受託研究の研究報告である。組織内連携を高めることをめざしたアクションリサーチの過程と成果について述べられている。

  • フューチャーサーチ-利害を越えた対話から、みんなが望む未来を創り出すファシリテーション手法-

    382   2009年5月

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    出版者・発行元:ヒューマンバリュー  

    米国で発展した組織開発および地域開発の手法である、フューチャーサーチ("Future Search" 2nd edition)の翻訳である。

  • 話し合いによる協働・共有が創造性を生む-対話による学習(ダイアログ)-

    企業と人材   Vol.41 ( No.919 )   9 - 13   2008年2月

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    出版者・発行元:産労総合研究所  

    対話の特徴や基本的な考え方を、ブーバー、フレイレ、センゲを中心に解説するとともに、対話のためのトレーニングや企業での実践例を紹介した。

  • A comparative study of organization development interventions in the U.S. and Japan.

    Unpublished research paper for Advanced Visiting Scholar Program in GSEHD   21   2006年3月

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    出版者・発行元:George Washington University  

    組織開発における手法について、Cummings & Worley(2005)の分類に基づきながら、日米のコンサルティング会社が用いている介入方法の違いを分析した。その結果、日本のコンサルティング会社は、人間関係のプロセスに対する介入(特にコーチング、ティーム・ビルディング、ラージ・グループ介入)が少なく、マネジメントへの介入が多いいことが明らかになった。

  • Comparison of T-group between India and Japan:The History and Characteristics of Laboratory Training

    Here and Now   19(2)   14 - 19   2005年5月

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    出版者・発行元:Indian Society for Applied Behavioural Science  

    インドと日本におけるラボラトリー・トレーニングについて、歴史的変遷とトレーニング・プログラムの特徴から、その異同を明らかにした。

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講演・口頭発表等

  • 全社員を対象とした対話型組織開発の実践とその効果-AIとフューチャーサーチを組み合わせた実践事例-

    経営行動科学学会第15回年次大会  2012年11月  神戸大学

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    対話型組織開発のアプローチである、AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)とフューチャーサーチを組み合わせ、ある組織の全社員を対象にして実施した取り組み(2日間のミーティング)の内容とその効果について報告を行った。

  • ラボラトリー方式の体験学習が学習者のコミュニケーション参与スタイルに及ぼす影響

    日本グループ・ダイナミックス学会第60回大会  2013年7月  北星学園大学

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    ラボラトリー方式の体験学習を用いた授業を受講した大学生は、受講しなかった大学生(統制群)と比べて、コミュニケーション参与スタイルの「能動的参与」得点が高まることを明らかにした。

  • 課題研究Ⅲシンポジウム:ファシリテーションの時代-コミュ力頼みの限界を超えて

    日本教育社会学会第71回大会  2019年9月  日本教育社会学会

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    「グループのコミュニケーションへのファシリテーション-ファシリテーションの歴史と広がり」と題する話題提供で、ファシリテーション概念の整理について提言した。また、コミュニケーション力とファシリテーション力を高めることの比較について議論した。

  • 組織開発イントロダクション-基本的な考え方と進め方-

    2017年度OD Network Japan年次大会  2017年8月  OD Network Japan

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    組織開発の特徴、組織のディベロップメントとは何か、進め方、日本での最近の傾向について発表を行った。

  • 組織開発とゲシュタルト

    日本ゲシュタルト療法学会第7回学術大会  2016年7月  日本ゲシュタルト療法学会

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    組織開発の概要と、ゲシュタルト組織開発の特徴やその可能性について基調講演を行った。

  • セラピーにおける心理的成長とODとのつながり

    OD Network Japan年次大会  2015年8月  OD Network Japan

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    年次大会の基調講演として、平木典子氏による家族療法およびナラティブ・セラピーに関する講演の後、組織開発とのつながりを探る対談を行った。

  • 長期学外実習での学生の学びを支える教職員の関わり

    大学教育改革フォーラムin東海2015  2015年3月  名古屋大学

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    長期の学外実習の可能性について、立教大学経営学部における長期国内インターンシップと、南山大学人文学部心理人間学科における人間関係フィールドワークの取り組みについて発表するオーラルセッションを企画するとともに、座長を行った。

  • FDの大学間連携の実際とその効果および課題

    大学教育改革フォーラムin東海2014  2014年3月  名古屋大学

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    FDの大学間連携について、大学コンソーシアム京都のFD・SD事業の現状と課題、産業界ニーズ事業における中部ブロック(教育力強化チーム)の現状と課題について話題提供が行われるとともに、FDの大学間連携の可能性について対話を行う参加型セッションが実施された。

  • シンポジウム:戦略パートナー/チェンジエージェントとしての人事部が取り組む組織開発

    経営行動科学学会第16回年次大会  2013年10月  名古屋大学

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    人事部が取り組む組織開発の可能性について、理論的背景と実践事例から話題提供が行われた。

  • フォーラム「組織変革のアプローチにおける論理と感情」

    経営行動科学学会第15回年次大会  2012年11月  神戸大学

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    組織変革/組織開発のアプローチとして、戦略型コンサルティングと組織開発(風土改革)コンサルティングの立場から話題提供をきっかけとして、論理か感情か、ソリューション提供かプロセス・コンサルテーションか、という論点について探求していくフォーラムを企画し実施した。

  • 組織開発の特徴と可能性

    2012年度OD Network Japan年次大会  2012年6月  OD Network Japan

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    組織開発(Organization Development)の特徴、定義、歴史を理解することをめざした、2時間の参加型ワークショップのセッションを行った。

  • EIAHE’モデルの「体験から学ぶ力」評定尺度の作成

    第13回日本体験学習研究会全国大会  2011年12月  日本体験学習研究会

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    EIAHE'モデルの体験から学ぶ力を測定する尺度(20項目版)とその信頼性について報告を行った。

  • ゲシュタルト組織開発の考え方

    日本人間性心理学会第30回大会  2011年10月  愛知教育大学

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    ゲシュタルト組織開発の概要についてポスター発表を行った。

  • ベーシック・エンカウンター・グループとTグループの対話

    日本人間性心理学会第30回大会  2011年10月  愛知教育大学

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    ベーシック・エンカウンター・グループとTグループの異動について対話を通して探求するワークショップを、松本剛氏(兵庫教育大学)、楠本和彦氏(南山大学)、大島利伸氏(南山小学校)とともに企画し実施した。

  • 米国における組織開発(OD)の系譜と最近の議論

    経営行動科学学会第13回年次大会発表論文集  2010年11月  兵庫県立大学

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    米国における組織開発は、1)黎明期、2)OD第1世代(規範期)、3)OD第1世代(多元期)、4)第2世代(拡散期)、5)第2世代(混乱期)、6)ポストモダン論、に大別することができることを示唆した。また、現代の組織開発の特徴として「対話的OD」への移行について論じた。

  • ラボラトリー方式の体験学習がSSTと異なるのは?-社会的スキル以外の側面への影響-

    日本グループ・ダイナミックス学会第57回大会発表論文集  2010年8月  東京国際大学

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    ラボラトリー方式の体験学習の効果について、社会的スキル以外の指標も用いて、不等価統制群事前事後テストデザインによって検証した。その結果、「プロセス重視」得点についてラボラトリー方式の体験学習の効果が認められた。

  • ワークショップ:Kurt Lewinが遺したもの

    日本グループ・ダイナミックス学会第57回大会発表論文集  2010年8月  東京国際大学

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    グループ・ダイナミックス研究の父とされているKurt Lewinの現代への影響について考え学ぶ参加型ワークショップを企画し、当日のファシリテーションを行った。

  • フューチャーサーチによる地域の連携づくり-中学校を軸とした地域開発をめざしたホールシステム・アプローチ-

    経営行動科学学会第12回年次大会発表論文集  2009年11月  東京工業大学

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    ある中学校区を対象としたフューチャーサーチの実践とその効果について、事例発表として報告を行った。

  • アクションリサーチによる学部学生のゼミ研究の実践

    日本グループ・ダイナミックス学会第55回大会  2008年6月  広島大学

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    学部学生がアクションリサーチを実践するゼミ教育について、その実践と効果を報告した。学部学生は自らが所属するグループや組織に対してアクションリサーチに取り組むことを通して、変革に対する態度形成に効果があることを明らかにした。

  • 組織開発(OD)の歴史とその特徴-ODらしさとは何か?-

    経営行動科学学会第10回年次大会発表論文集(立教大学)  2007年11月  経営行動科学学会

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    組織開発の日米での歴史を概説した上で、組織開発の特徴として、ヒューマニスティックな価値観に基づくことや、クライエントを中心とした変革プロセスに特徴づけられることを明らかにした。

  • 小・中学校における人間関係づくりの教育実践とその評価(I)-ラボラトリー方式の体験学習が教師の信念に及ぼす影響-

    日本教育心理学会第49回総会論文集(文教大学)  2007年9月  日本教育心理学会

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    ラボラトリー方式の体験学習をワークショップやスーパービジョンを通して小・中学校の教師に対して伝え、教師が自らのクラスで実践することによって、教師の教育に対する信念がどのように変化するかを検討した。その結果、「教育指導への自信」因子と「内省と個性尊重」因子において、事前に比べて事後の得点が有意に高まっていた。

  • 小・中学校における人間関係づくりの教育実践とその評価(II)-ラボラトリー方式の体験学習による生徒間の関係性の変化-

    日本教育心理学会第49回総会論文集(文教大学)  2007年9月  日本教育心理学会

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    ラボラトリー方式の体験学習を用いた授業が小・中学校にて実施されることによる、児童・生徒への影響を検討した。その結果、中学3年生において、ラボラトリー方式の体験学習を用いた授業を多く実施された群について、クラスへの満足度やクラスの協力度がより高いという結果が得られた。この結果より、ある程度安定した中学3年生において、ラボラトリー方式の体験学習の有効性が間接的に認められた。

  • 大学1年生対象の体験学習を用いた1コマ90分授業での工夫

    第8回日本体験学習研究会全国大会  2006年12月  日本体験学習研究会

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    学生スタッフ制度、コーチング・トリオ制度、小講義の入れ方などを採り入れた、大学におけるラボラトリー方式の体験学習を用いた授業実践とその効果を発表した。

  • 組織開発(OD)における介入手法の日米比較-外部コンサルティング会社が用いる介入手法の違い-

    経営行動科学学会第9回年次大会発表論文集  2006年11月  経営行動科学学会

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    外部コンサルティング会社が用いる介入方法の、日米間での違いについて、Webから得られたデータを用いて分析を行った。その結果、日本のコンサルティング会社が用いている介入方法は、米国に比べて、「コーチング」「ティーム・ビルディング」「プロセス・コンサルテーション」などの人間関係のプロセスに対する介入が少ないことが明らかになった。

  • Leadership Training System in Japan: A Case of Manufacturing Industry, and the Effect of Leadership.

    Academy of HRD, Ahmedabad, INDIA  2004年11月  Academy of HRD

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    The results which were analyzed the effects of process-oriented leadership training using laboratory training in some companies were presented.

  • 対人コミュニケーション教育

    日本コミュニケーション研究者会議Proceedings  2003年5月  日本コミュニケーション研究者会議

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    「対人コミュニケーション教育」というタイトルで、ラボラトリー・メソッドによる人間関係トレーニングの概要、分類、効果、応用例を報告した。

  • T-group in Japan

    ISABS Seminar in Dehli Region  2003年3月  Indian Society for Applied Behavioral Science

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    インドにおいてTグループを実施している協会が主催する研究会にて、日本のTグループの特徴を発表するとともに、意見交換を行った。

  • 適応が難しい学生がいる状況での体験学習の実施及びファシリテーションに関する一考察

    第3回日本体験学習研究会全国大会  2001年12月  日本体験学習研究会

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    体験学習による人間関係論を実施するクラスに水準の重い学生が含まれていた場合の,ファシリテーターの留意点を1つのケースから報告し考察を行った。

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 組織開発の理論的基盤と実践的方法の探求

    2017年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基礎研究A 

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    資金種別:競争的資金

    日本における組織開発の組織内での展開に関する理論と実践の考察を文献レビューおよび事例検討から行った。

  • 組織開発の理論的基盤と実践的方法の探求

    2016年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基礎研究A 

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    資金種別:競争的資金

    日本における組織開発の組織内での展開に関する理論と実践の考察を文献レビューおよび事例検討から行った。

  • 組織開発の理論的基盤と実践的方法の探求

    2015年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基礎研究A 

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    資金種別:競争的資金

    日本における組織開発の組織内での展開に関する理論と実践の考察を文献レビューおよび事例検討から行った。

  • 組織開発の理論的基盤と実践方法の検討

    2014年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基礎研究(A) 

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    資金種別:競争的資金

    配分額:400000円

    金井壽宏氏を研究代表者とする、組織開発に関する基礎研究の分担研究者。

  • 新規事業モデルを可能とする組織のあり方への行動科学の知見を導入した組織開発の視点からの提言

    2009年

    厚生労働省  国際医療協力研究委託費 

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    担当区分:研究分担者 

    配分額:1500000円

    受託研究

  • 新規事業モデルを可能とする組織のあり方への行動科学の知見を導入した組織開発の視点からの提案

    2008年

    国立国際医療センター  国際医療協力研究委託費 

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:1500000円

    受託研究

  • コンサルティング・プロセスに関する研究

    2007年

    スコラ・コンサルト  奨学寄附金 

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:600000円

    研究助成

  • 日本における組織開発(OD)の現状に関する研究

    2006年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

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    研究助成

  • ラボラトリー・トレーニングに関する日本・米国・インド間の比較研究-Tグループを中心に-

    2005年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

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    研究助成

  • ラボラトリー・メソッドによる人間関係トレーニングの比較研究

    2004年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

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    研究助成

  • 体験学習の学習スタイルに関する研究

    2003年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

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    研究助成

  • 体験学習方式による授業が学生の人間的成長に及ぼす効果について

    2002年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

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    研究助成

  • ラボラトリー方式の体験学習に関する基礎研究

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    ラボラトリー方式の体験学習の理論(体験学習のサイクルの解明、効果に関する研究)、ラボラトリー方式の体験学習のファシリテーションに関する実践研究

  • 組織開発(OD)に関する研究

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    ヒューマンプロセスへの働きかけを中心とした組織開発(OD: organization Development)に関する研究、特に組織開発の歴史、価値観、コンサルタント−クライアント関係、介入手法の効果、に関する研究

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その他

  • 第11回組織開発ラボラトリー「クリア・リーダーシップ」

    2021年2月 - 2021年3月

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    カナダSimon Fraser大学のジャーヴィス・ブッシュ氏による「クリア・リーダーシップ」の講座(オンライン、計9回)を人間関係研究センター公開講座として開催した。

  • 海外への研究出張

    2019年2月 - 2019年3月

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    Gervase Bushe氏が提唱するClear Leadershipを学ぶために、カナダで開催されたワークショップに参加するとともに、Bushe氏との議論を行った。

  • OD Network Japan中部分科会主催「「組織開発×働き方改革―愛知の実践事例から学ぶ―」の企画および発表

    2017年11月

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    オープンセミナー「組織開発×働き方改革―愛知の実践事例から学ぶ―」において、「組織開発の基本と働き方改革への応用」の発表を行った。また、豊田通商さまやデンソーさまの取り組み事例について発表をいただいた。

  • 第7回組織開発ラボラトリー「組織におけるグループプロセス・コンサルティング」

    2016年2月

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    米国NTLメンバーのMary-Ann Rainey氏を日本に招へいして、「組織におけるグループプロセス・コンサルティング」というタイトルの6日間の組織開発の講座を実施するための準備およびコーディネートを行った。

  • 第6回組織開発ラボラトリー「複雑なシステムの変革をファシリテートし対処する」

    2015年2月

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    米国NTL InstituteメンバーのDeatrus LaCour氏による、組織開発に複雑系科学の考え方を応用したアプローチについて、日本の組織開発実践者が体験から学ぶ講座を実施するための準備とコーディネートに携わった。

  • 第5回組織開発ラボラトリー「組織開発のスタートアップ&働きかけの戦略」

    2014年2月

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    米国NTL InstituteメンバーのPatricia Bidol Padva氏による、組織開発の「エントリーと契約」の段階の進め方や、働きかけの戦略について、体験から学ぶ講座を実施するための準備とコーディネートに携わった。

  • 慶應MCC主催「組織開発論」

    2013年10月

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    慶應丸の内シティキャンパス主催「組織開発論」(全10回)のうち、2回について担当し、組織開発の概論と組織診断について概説した。

  • 訪米組織開発調査団

    2013年8月

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    関西生産性本部主催の「訪米組織開発調査団」において、コーディネーターとして、関西地区を中心とした人事担当者とともに米国の企業や研究所を訪問した。

  • 第4回組織開発ラボラトリー「影響力のある組織診断」

    2013年2月

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    人間関係研究センター主催で、米国NTL InstituteからDr.Julie Noolanを招へいし、組織診断に関する5泊6日の研修を実施した。

  • 公開講座「第3回組織開発ラボラトリー」

    2012年2月

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    米国NTL Instituteの代表ブレンダ・ジョーンズ氏を日本に招へいし、組織開発ラボラトリー「組織開発の理論と実践」の実施の翻訳準備および講座実施中のコーディネーションを行った。

  • 組織開発基礎講座の講師

    2011年9月 - 2011年12月

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    組織開発の学会である「ODネットワーク・ジャパン」主催で、計7日間の「組織開発基礎講座」を実施した。

  • 研究出張(米国での研修会参加)

    2011年8月

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    2011年8月に、米国NTL Instituteの組織開発に関する研修会、および、米国Case Western Reserve大学のAIに関する研修会に参加するために研究出張を行った。

  • 研修会講師

    2009年12月

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    名古屋社会福祉協議会主催の福祉施設職員を対象とした新任職員研修(ステップアップ研修)「組織の中の職員として:組織で使えるコミュニケーション技法を学ぶ」の研修を担当した。

  • 講演

    2009年11月

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    日本経営協会(東京)主催の研究サロン「本気で組織内コミュニケーションを創るために」の講演を実施した。

  • 講演

    2009年2月

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    広島大学現代GP「子どもの心と学び支援プログラムの展開」心と学び支援セミナー「ラボラトリー方式の体験学習による人間関係づくり」/広島大学教育学部

  • 研究教育実践活動

    2008年1月 - 2008年9月

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    専門職大学院等教育推進GP「教え学びあう 教育現場間の連携づくり−ラボラトリー方式の体験学習を核とした2つの連携プロジェクト」での実践/国立青少年教育支援機構におけるファシリテーター・トレーニングの実施、2つの地域でのフューチャーサーチの実施

  • 講演

    2006年6月

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    名古屋市立小中学校PTA指導者研究集会における講演「PTA活動の活性化に向けて−チーム活動の考え方とリーダーシップ−」

  • 調査研究

    2005年4月 - 2006年3月

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    米国における組織開発(OD)に関する研究:ジョージ・ワシントン大学客員研究員、NTL InstituteによるOrganization Development Certificate Program修了

  • 社会活動

    2004年

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    JICAバングラディッシュ・リプロダクティブヘルス人材開発プロジェクト トレーニング専門家としての派遣(目的:2年間にわたる人間関係トレーニング実践の評価および報告書作成/ダッカ MCHTI)

  • 調査研究

    2004年

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    インドにおけるラボラトリー・トレーニング、組織開発(OD)、人材開発(HRD)の歴史的変遷および現状に関する調査、Indian Institute of Health Management Research客員研究員。

  • 社会活動

    2003年8月

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    JICAバングラディッシュ・リプロダクティブヘルス人材開発プロジェクト トレーニング専門家としての派遣(目的:組織内の人間関係の改善をめざしたワークショップの実施とファシリテーターのスーパービジョン/ダッカ MCHTI)

  • 講演

    2003年

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    JICA専門家派遣前研修「HRT(人間関係トレーニング)」を担当(国際協力総合研修所)

  • 講演

    2002年

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    JICA国際協力総合研修所主催 平成14年度第3回技術協力専門家養成研修 語学研修[Human Relations Training Workshop]

  • 調査研究

    2002年

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    インドにおけるTグループ及びラボラトリー・メソッドの特徴に関する調査研究(デリー、ジャイプール、コルカタ)

  • 社会活動

    2002年

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    JICAバングラディッシュ・リプロダクティブヘルス人材開発プロジェクト 人間関係トレーニング専門家としての派遣(目的:組織内の人間関係の改善をめざしたワークショップの実施とファシリテーターの養成/ダッカ MCHTI)

  • 講演

    2001年

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    「人間関係トレーニング」2001年度第2回開発教育研究会(関西セミナーハウス)

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その他教育活動及び特記事項

  • 演習での教育実践

    2020年4月 - 2021年1月

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    ゼミ生主体によるゼミ運営をオンラインで実施した。その一環として、立教大学や玉川大学のゼミとで、診断型組織開発の過程を体験から学ぶ、4日間のオンラインセミナーを行った。

  • 演習での教育実践

    2019年4月 - 2019年12月

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    ゼミ生主体によるゼミ運営を行い、他の組織(他ゼミ、他大学、企業など)との交流を行う「外部プロジェクト」を実施した。その一環として、立教大学や玉川大学のゼミとの合同合宿を行った。

  • 授業での教育実践

    2017年4月 - 2017年7月

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    2017年度Q1からQ2の「心理人間学演習」(ゼミ)において、組織開発実践者の力をチェックするための「チェンジエージェント力チェックリスト」をゼミ生とともに作成した。

  • 実習の発表

    2016年3月

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    グループでの問題解決実習「持ち寄りホームパーティ」の教材および実施マニュアルを人間関係研究第15号(2016年3月発行)に掲載した。

  • 授業での教育実践

    2015年9月 - 2016年1月

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    2015年度秋学期「人間関係プロセス論(ファシリテーション・アプローチ)」において、共同担当者の池田満氏とともに、従来の授業プログラムを見直し、グループプロセスを見る力を養うことに重点を置いた新しい教育プログラムを設計した。

  • 演習での教育実践

    2015年5月 - 2015年7月

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    診断型組織開発のステップを体験から学ぶプログラム「グループ・オン・グループ」をゼミ生の有志とともに開発し、そのための資料を作成して、2015年度春学期のゼミで実施した。

  • 実習集の作成

    2015年1月

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    心理人間学科科目「体験学習実践トレーニング」で受講者が開発した実習を掲載した実習集を作成した。

  • 演習での教育実践

    2014年10月 - 2014年12月

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    秋学期の心理人間学演習II・IVにて、企業での組織開発の実際について学ぶために、社会人である企業内の実践者をゼミに招き、各社での取り組みについて聞く授業を3回行った(学外講師(謝金なし)として前年度に学部教授会で承認済み)。

  • 実習開発

    2013年9月

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    グループでの問題解決実習「持ち寄りホームパーティ」を開発し、学部の授業「体験学習実践トレーニング」において教材として用いた。

  • 教育方法に関するワークショップ実施

    2013年8月

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    2013年度に私立大学連盟FD推進ワークショップ運営委員会委員を担当するとともに、新任対象のFD推進ワークショップ(2013年8月に浜松において実施)に委員として参加し、スタッフを務めた。

  • 実習開発

    2012年3月

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    ラボラトリー方式の体験学習のための製作型実習「ブリッジ・ビルディング」を津村俊充氏と共同で開発し、人間関係研究第11号(p.146-153)に掲載した。

  • 実習開発

    2010年3月

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    ラボラトリー方式の体験学習のための製作型実習「タワービルディング」を津村俊充氏と共同で開発し、人間関係研究第9号(p.120-127)に掲載した。

  • 実習開発

    2009年3月

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    ラボラトリー方式の体験学習のためのカード型実習「駅伝大会」を開発し、人間関係研究8号(p.174-182)に掲載した。

  • 実習開発

    2008年6月

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    企業組織のあり方や部署の特徴、コミュニケーションを体験から学ぶ、ラボラトリー方式の体験学習の実習「コンストラクターズ」を開発し、学部共通科目「キャリア発達と自己理解」で実施した。

  • 教育プログラム開発

    2007年8月

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    キャリアとは何かを理解し、キャリア発達を体験学習を通してめざす授業「キャリア発達と自己理解」の授業プログラムを浦上昌則氏と共同で開発し、実施した。

  • 授業実践

    2006年

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    ラボラトリー方式の体験学習を用いた人間関係論の実践(学科専門科目「人間関係概論」2000年4月-)
    ゼミにおける、アクションリサーチを用いた演習指導(2006年4月-)

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社会貢献活動

  • JICAバングラディシュ人材開発プロジェクト 人間関係トレーニング専門家としての派遣(2002.9.〜2004.8の間の計4回)

  • (1999.8〜2001.4の間の3回)

  • JICAパキスタン母子保健プロジェクト トレーニング専門家としての派遣