氏名 Name |
川浦 佐知子 ( カワウラ サチコ , KAWAURA Sachiko ) |
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所属 Organization |
人文学部心理人間学科 |
職名 Academic Title |
教授 |
専攻分野 Area of specialization |
Sociological Social Psychology |
学会活動 Academic societies |
The Association for Humanistic Psychology会員(1997.8〜2007.12) |
社会活動 Community services |
南山大学人間関係研究センター員(1998.9〜2012.3) |
著書・学術論文数 No. of books/academic articles |
総数 total number (54)
著書数 books (10) 学術論文数 articles (44) |
学校名 Univ. |
卒業年月(日) Date of Graduation |
卒業区分 Graduation Classification2 |
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Sonoma State UniversitySchool of Social SciencesPsychology | 1992年05月 | 卒業 |
大学院名 Grad. School |
修了課程 Courses Completed |
修了年月(日) Date of Completion |
修了区分 Completion Classification |
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California Institute of Integral Studies, Individualized Studies, Integral Studies | 未設定 | 1999年12月 | 修了 |
Sonoma State UniversityMA in PsychologyPsychology | 修士課程 | 1995年01月 | 修了 |
学位区分 Degree Classification |
取得学位名 Degree name |
学位論文名 Title of Thesis |
学位授与機関 Organization Conferring the Degree |
取得年月(日) Date of Acquisition |
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博士 | Ph. D in Integral Studies | California Institute of Integral Studies | 1999年12月 | |
修士 | Master of Arts in Psychology | Sonoma State University Psychology | 1995年01月 | |
学士 | Bachelor of Arts in Psycholgy | Sonoma State University Social Sciences Psychology | 1992年05月 |
長期研究/短期研究 Long or Short Term research |
研究課題名 Research Topic |
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長期研究 | 合衆国先住民の集合的記憶 |
概要(Abstract) 記憶と歴史の関わりを「集合的記憶」、「記憶の場」を鍵概念として、歴史の物語り理論をベースに検討する。 |
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長期研究 | 合衆国先住民の部族主権の検討 |
概要(Abstract) 1970年代以降における、合衆国先住民の土地保全、歴史保全、資源管理の営為の検討を通して、近代先住民部族の主権行使のあり様を考察する。 |
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短期研究 | 合衆国先住民の保留水利権 |
概要(Abstract) 1908年合衆国最高裁ウィンターズ判決において確認された、先住民の保留水利権がどの様な経緯を経て、1980年代以降、行使可能な権利となったのかを明らかにする。 |
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短期研究 | 合衆国先住民の語りにみる集合的記憶の表象と継承 |
概要(Abstract) アメリカ合衆国モンタナ州に居留地をもつノーザン・シャイアンの語りと共同体の集合的記憶のあり様を通して、個人ー地域・部族共同体ー主流社会・国家の関わりの実際、及び集合的過去を意識しつつ、現在を生きる共同体構成員の意識の在り様をインタビュー調査、史料調査を通して検討する。 |
年度 Year |
著書名 Title of the books |
著書形態 Form of Book |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date | |||
2016 | アメリカ先住民を知るための62章 | 共著 | |
明石書店 , B5 , 360 p. , 2016/09/25 | |||
概要(Abstract) アメリカ合衆国の建国から現在に至るまでのアメリカ先住民の来歴を、1)連邦ーインディアン関係、2)現代社会問題、3)文化と宗教、4)人物の4部の構成をもって扱った。 |
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備考(Remarks)
執筆担当:第13章インディアン請求委員会:先住民の土地返還請求とその顛末(p.77-81)、第17章 アメリカ先住民墓地保護および返還法:NAGPRAが問う先住民の人権(p.98-102)、第33章 国立アメリカ・インディアン博物館:進化する「生きた記念館」(p.187-191)、第38章聖地とその保護:伝統的世界観の保護とその再生(p.215-219) |
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2013 | アイデンティティ研究ハンドブック | 共著 | |
ナカニシヤ出版 , A5 , 238p. , 2014/03/30 | |||
概要(Abstract) 社会的マイノリティとして生きる人々が体験する、アイデンティティにまつわる課題について論じた。エスニック・マイノリティでありつつ、セクシャル・マイノリティでもあるというように、いくつかのマイノリティ・アイデンティティを自らのうちに併存させることに伴う心的負担について言及した。 |
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備考(Remarks)
鑪幹八郎監修、宮下一博・谷冬彦・大倉得史編 |
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2013 | Tapestry of Memory ―Evidence and Testimony in Life Story Narratives | 共著 | |
Transaction Publishers , A5 , 241p. , 2013/07 | |||
概要(Abstract) 北米先住民ノーザン・シャイアンの語り手による個人誌を紹介しながら、「歴史」と「記憶」の交差について検討した。ナラティブに表現される先住民個人の、国史への異議申し立ての様について考察した。 |
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備考(Remarks) Article title: “History,Memory,Narrative: Expression of Collective Memory in the Northern Cheyenne Testimony” (pp.133-152)(単著) |
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2007 | 心理学 Introduction to Psycology <第2版> | その他 | |
ナカニシヤ出版 , A5 , pp.259-291 , 2008/03 | |||
概要(Abstract) 19世紀後半、フェヒナーによる『精神物理学』(1860)の出版、ヴントによるライプツィヒ大学での心理学実験室の開設をもって独自の学問領域としてその歩みを始めることとなった近代心理学を、古代ギリシャ哲学、中世哲学、近世の機械論的世界観、及び経験論からの影響を考慮しつつ、検討。人間の存在、意識、知覚、行動、情動の在り方を理解しようと試みる近代心理学が一学問として抱える葛藤の歴史的由来を紐解くと同時に、どのような変遷を経て現在の分野領域が確立されてきたのかを解説する。 |
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備考(Remarks) 編者:浦上昌則・神谷俊次・中村和彦 執筆担当:第8章「心理学の歴史」 |
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2007 | ナラティブと心理療法 | その他 | |
金剛出版 , その他 , pp.166-183 , 2008/01 | |||
概要(Abstract) 社会における個人のロケーションを示す「アイデンティティ」と、個人の意味世界を重視する「ナラティブ」の間に潜む緊張関係に言及。フェミニスト・リサーチの特徴を受け継ぐナラティブ手法の「相互関係性」及び「文脈」を重視する姿勢について述べると共に、主流社会の文脈を共有できないマイノリティの人々の語りや、文化的背景の異なる人々の語りを検討する際の留意点をまとめた。語りの文脈への感性を失わず、研究者が「個人」、「関係」、「社会」という3つのレベルの関連を立体的に捉えるならば、「社会的存在としての自己」と「主観的意味世界を構築する自己」との関連について、新しい理解が齎されると考えられる。 |
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備考(Remarks) 編者:森岡正芳 執筆担当:第10章「アイデンティティの語り−フェミニスト・マイノリティ・異文化」 |
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2005 | 人間関係トレーニング | その他 | |
ナカニシヤ出版 , A4 , pp.147-151 , 2005/04 | |||
概要(Abstract) 「関係」という「場」において学ぶことを重視する体験学習において、「体験を語る」ということは自己理解、他者理解、かかわりの形成など、様々なレベルにおいて重要性を持っている。本稿ではナラティブアプローチの視点から、「語り」のなかで起こること、体験学習とナラティブ思考の接点、体験学習が目指す社会変革への「語り」の貢献を検討する。 |
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備考(Remarks) 編者:津村俊充・山口真人 執筆担当:「体験を物語る−ナラティブ思考と体験学習」 |
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2004 | 心理学 Introduction to Psycology | その他 | |
ナカニシヤ出版 , A5 , pp.249-280 , 2005/03 | |||
概要(Abstract) 19世紀後半、フェヒナーによる『精神物理学』(1860)の出版、ヴントによるライプツィヒ大学での心理学実験室の開設をもって独自の学問領域としてその歩みを始めることとなった近代心理学を、古代ギリシャ哲学、中世哲学、近世の機械論的世界観、及び経験論からの影響を考慮しつつ、検討。人間の存在、意識、知覚、行動、情動の在り方を理解しようと試みる近代心理学が一学問として抱える葛藤の歴史的由来を紐解くと同時に、どのような変遷を経て現在の分野領域が確立されてきたのかを解説する。 |
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備考(Remarks) 編者:浦上昌則・神谷俊次・中村和彦 執筆担当:第8章「心理学の歴史」 |
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2003 | ファシリテーター・トレーニング | その他 | |
ナカニシヤ出版 , A4 , 188pp(pp.40-43) , 2003/06 | |||
概要(Abstract) 「物語」と訳され、過去の体験をまとめた「自分史」として理解されがちなナラティブであるが、本稿では個々のエピソードを繋ぎ、プロットを構成することによって組織だった全体を生み出すナラティブのダイナミズムに着目。自己理解、自己構築におけるナラティブの役割を明確にするとともに、ナラティブ的自己理解がもたらす「視座の確立」が学習において果たす貢献と、可能性を検討する。抽象化、一般化によってコンテクストに縛られない説明を探究する「論理ー科学的思考」と、個々の出来事、事象を時空軸に据えることで意味を創出する「ナラティブ思考」を比較、検討した上で、学習共同体の「協議(negotiating)」や「共有(sharing)」を促進するために、論理ー科学的思考とナラティブ思考の連動を提言する。 |
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備考(Remarks) 編者:津村俊充・石田裕久 執筆担当:第2部第9章「協議的学習へのナラティブ・アプローチ −自己理解、自己構築と視座の確立」 |
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2002 | Pilgrimage to Memories: An Exploration of the Historically Situated Ecological Self through Women's Narratives | 単著 | |
ナカニシヤ出版 , A5 , 319pp. , 2003/03 | |||
概要(Abstract) ディープ・エコロジーの創始者であるアルネ・ナエスが提唱する“エコロジカル・セルフ”を、「歴史」を考慮した文脈において検討。自らの自然体験を振り返って語る女性のセルフ・ナラティブを通して、概念としてのエコロジカル・セルフに体験的要素を肉付けするとともに、女性の語りとそれを通して生み出される知見が、新たな自然観の形成、より創造的な自然との交歓の実現のために果たす貢献について言及する。 |
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備考(Remarks) 南山大学学術叢書 |
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2001 | 子どもの対人関係能力を育てる | その他 | |
教育開発研究所 , A5 , 244pp(pp.68-71) , 2002/03 | |||
概要(Abstract) “グローバル”、“ナショナル”、“ローカル”といった様々なコンテクストを意識することは、個人のアイデンティティを揺るがし、時にその変容を迫る。こうした現代国際社会における個人の有り様を踏まえた上で、個人の価値観、世界観、自己像の礎としての「文化」を認識することの重要性を論ずる。自らの前提を意識する能力、他者とのラポートを築きつつ、自らの論点を的確に伝えるスキルの向上が、国際社会における対人コミュニケーションの鍵となることを著す。 |
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備考(Remarks)
編者:津村俊充 |
年度 Year |
論文題目名 Title of the articles |
共著区分 Collaboration Classification |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2023 | 先住民の保留水利権と「文明化」:合衆国最高裁判決と先住民の主権 | 単著 | |
アメリカ研究 , アメリカ学会 , 57 , 2023/04 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2022 | 連邦インディアン政策とアメリカ先住民の主権(1):強制移動、マーシャル三大判決とインディアン通商法 | 単著 | |
アカデミア 人文・社会科学編 , 南山大学 , 第25号 , pp. 63-76 , 2023/01 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2022 | アメリカ先住民とパンデミック | 単著 | |
人類学研究所通信 , 南山大学人類学研究所 , 第22号 , pp. 12-13 , 2022/07 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2022 | アメリカ先住民の水利権交渉:ノーザン・シャイアンーモンタナ水利権協約の検討 | 単著 | |
アカデミア 人文・自然科学編 , 南山大学 , 第24号 , pp. 51-73 , 2022/06 | |||
概要(Abstract) 1)1970年代の水利権訴訟を概観し、2)ノーザン・シャイアンの事例をもとに、訴訟から交渉へと水利権紛争解決の手法が転換した経緯を整理した。併せて、南西部先住民の保留水利権係争を検討することで、水利権交渉に潜むリスクを明らかにしsた。水利権合意締結の後も、部族が実際に保有する水資源を管理するためにはいくつかのハードルがある。本稿では、3)先住民の保留水利権交渉への連邦の関与を、内務省の対応を軸に検討。最後に、州と部族の交渉の様を検討するために、4)先住民部族との水利権交渉を司るシステムとして構築された、モンタナ保留水利権協定委員会(Montana Reserved Water Rights Compact Commission, RWRCC)について検討した。 |
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備考(Remarks) |
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2020 | アメリカ先住民の自決と保留水利権ー1952年マッカラン修正の検討ー | 単著 | |
アカデミア 人文・自然科学編 , 南山大学 , 第21号 , pp.99-122 , 2021/01 | |||
概要(Abstract) 1)先住民の保留水利権が初めて司法で認められた1908年Winters判決を概説するとともに、Arizona事件の検証を通して、西部の土地改良計画が先住民の保留水利権に与えた影響を検討した。次に2)先住民の保留水利権に多大な影響を与えた1952年マッカラン修正を検討。1976年Colo. River Water Cons. Dist.判決を中心に、マッカラン修正がどのような解釈の展開を遂げたのかを検討した。後半では、3)マッカラン修正が部族主権に及ぼした影響を分析した上で、4)ノーザン・シャイアン部族の事案を題材に、部族―合衆国―州のダイナミクスの中で展開された先住民の水利権請求を検証した。 |
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備考(Remarks) |
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2020 | アメリカ先住民の保留水利権:1908年ウィンターズ判決の検討 | 単著 | |
アカデミア 人文・自然科学編 , 南山大学 , 第20号 , pp.13-35 , 2020/06 | |||
概要(Abstract) 1)1908年合衆国最高裁Winters判決を概説するとともに、2)事案の歴史的背景となる18世紀及び19世期のアメリカ土地政策について検討。次に、3)Winters判決の基となったWinans判決を検討し、4)20世紀後半、ウィンターズ法理がどのように発展してきたのかを明らかにした。更に5)保留権の根拠となる締結条約を精査することで、保留水利権を部族主権の観点から検討した。 |
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備考(Remarks) |
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2019 | 国家犠牲地区における部族主権:タンリバー鉄道敷設計画へのノーザン・シャイアンの対応の検討 | 単著 | |
アカデミア 人文・自然科学編 , 南山大学 , 第18号 , pp.17 - 36 , 2019/06 | |||
概要(Abstract) 本稿では1970年代のアメリカエネルギー危機に端を発する石炭開発、特に石炭運輸のための鉄道敷設計画に焦点をあて、保留地近隣での土地開発への部族対応を検討した。1940年代以降の保留地における石炭開発計画への部族対応を論じ、その上で、1970年代から続くタンリバー鉄道敷設計画の変遷と、それに対する部族の対応を検討した。 |
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備考(Remarks) |
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2018 | 進化する博物館:国立アメリカインディアン博物館Nation to Nation展における協働のかたち | 単著 | |
人類学研究所研究論集 , 南山大学人類学研究所 , 第6号 , pp. 58 - 79 , 2019/03 | |||
概要(Abstract) 国立アメリカインディアン博物館開館10周年企画「Nation to Nation」展の検討を通して、博物館と先住民の協働のあり方を考察した。国立博物館としてアメリカ先住民の歴史・文化の保存、継承を担うNMAIは、2004年の開館以来、先住民と協議を重ねながら展示、保存、教育の在り方を進化させてきた。本稿は、先住民部族や先住民学術研究者とのやり取りの蓄積を踏まえて企画されたNation to Nation展を、そうした協働の一つの収束点と捉えて検討した。 |
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備考(Remarks) |
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2017 | 国立公園局の歴史保全―先住民の地所保全・歴史解釈を射程に入れての検討― | 単著 | |
アカデミア 人文・自然科学編 , 南山大学 , 第15号 , 19-39 , 2018/01 | |||
概要(Abstract) 国立公園局がどのような意図の下に創設され、どのようにその規模を拡大してきたのかを検証。景観保全を主としてきた国立公園局が歴史的地所の保護に乗り出した背景を分析した。その上で、国立公園局が関わる歴史的地所の認定や保全に関わる主な法、1906年遺跡保存法、1935年史跡設置法、1966年国家歴史保全法(1992年改正)を検証し、国立公園局による歴史保全が先住民の地所保全、及び歴史解釈に与える影響について考察した。 |
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備考(Remarks) |
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2015 | 部族主権の記憶と合衆国史への反駁―ノーザン・シャイアンの史跡化営為 | 単著 | |
アメリカ研究 , アメリカ学会 , 第50号 , pp.87-105 , 2016/03 | |||
概要(Abstract) ノーザン・シャイアンは1992年国定史跡保存法改正以降、活発に部族由来の地の史跡化を進めてきた。本稿では先住民による部族関連地所の史跡化を、先住民支配・包摂を前提とする合衆国史への抵抗の一策として捉え、先住民の土地保全、記憶継承の営為について検討した。初めに土地剥奪に対する平原先住民抵抗の歴史の概要を示すとともに、「史跡化」が先住民にとって合衆国支配に対する反駁の方策となった経緯について概説。その上で近年ノーザン・シャイアンが関わった国定史跡の歴史的文脈、及び史跡化に込められた先住民部族の意図について検討した。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
題名等 Titles |
カテゴリ Category |
細目 Authorship |
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掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2015 | 書評 森岡正芳編著『臨床ナラティヴアプローチ』(ミネルヴァ書房, 2015) | 書評 | 単著 |
『人間性心理学研究』 , 創元社 , 第33巻第2号 , 2016/03 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2018 | 『ウインド・リバー』をより深く知るためのキーワード:ネイティブ・アメリカンについての基礎知識 | 映画パンフレット執筆 | 単著 |
『Wind River』 , Kadokawa , p. 15-16 , 2018年7月27日 | |||
概要(Abstract) アメリカ先住民及び先住民保留地を理解するために必要な知識を、キーワードに基づいて概説した。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
題目又はセッション名 Title or Name of Session |
細目 Authorship |
発表年月(日) Date |
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発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos. | |||
2021 | 【シンポジウムC アメリカ至上主義をめぐる歴史と歴史認識】 | 単独 | 2021/09/12 |
日本アメリカ史学会第18回年次大会 , 日本アメリカ史学会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2021 | 【現代史部会・自由論題報告】アメリカ先住民の保留水利権と部族主権ー1952年マッカラン修正の検討ー | 単独 | 2021/05/16 |
第71回日本西洋史学会大会 , 日本西洋史学会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2018 | 記憶継承の語りと歴史―米国先住民の語りにみる行為としてのナラティブ | 単独 | 2018/09/15 |
日本人間性心理学会 第37回大会 , 日本人間性心理学会 | |||
概要(Abstract) @人間環境大学 |
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備考(Remarks) |
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2018 | 国立アメリカインディアン博物館、Nation to Nation展における協働のかたち | 単独 | 2018/07/14 |
南山大学人類学研究所 公開シンポジウム 博物館活動におけるソースコミュニティとの協働の可能性と課題 , 南山大学人類学研究所 | |||
概要(Abstract) @南山大学 |
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備考(Remarks) |
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2018 | アメリカ合衆国国立公園局の歴史保全―先住民の地所保全・歴史保全を射程に入れての検討 | 単独 | 2018/05/20 |
第68回 日本西洋史学会大会 , 日本西洋史学会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) @広島大学 |
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2016 | 質的研究におけるナラティブ分析の位置づけ | 単独 | 2017/03/28 |
2016年度心理人間教育研究会 , 南山大学人文学部心理人間学科 | |||
概要(Abstract) 質的研究法がベースとする社会構成主義の理念が、インタビュー分析の一手法であるナラティブ分析に具体的にどのように生かされているかについて、サンプルデータをもとにワークショップ形式で発表を行った。 |
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備考(Remarks) |
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2015 | 「人を対象とする研究」倫理審査申請書と研究法 | 単独 | 2016/03/23 |
心理人間教育研究会 , 南山大学人文学部心理人間学科 | |||
概要(Abstract) 2016年度に学科学部生が提出した倫理審査申請を、研究課題、研究目的、研究手法についてとりまとめ、傾向や課題を検討した。 |
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備考(Remarks) |
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2015 | 土地の記憶と歴史の語り―米国先住民ノーザン・シャイアンの史跡化営為の検討を通して | 単独 | 2015/10/03 |
日本質的心理学会 第12回大会 , 日本質的心理学会 | |||
概要(Abstract) 現地フィールドワークで得られたデータをもとに、土地と語りの密接なかかわりについて発表した。アメリカ先住民の体験をもとに、ゆかりの地を訪ねることで過去を想起し、語るという現象を中心に扱った。 |
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備考(Remarks) |
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2015 | 国定史跡と記憶の危機―合衆国先住民ノーザン・シャイアンの史跡化営為と土地保全 | 単独 | 2015/06/24 |
2015年度人類学研究所共同研究会「危機と再生の人類学」 , 南山大学人類学研究所 | |||
概要(Abstract) 「アメリカ先住民墓地保護及び返還法」に言及しつつ、合衆国先住民が部族ゆかりの地の保全を、国家登録史跡とすることで成し遂げようとしている現況について検討した。先住民部族と国立公園局との折衝、及び先住民から見た問題点について発表した。 |
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備考(Remarks) |
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2015 | 米国先住民の史跡化営為―ノーザン・シャイアンの記憶継承と土地保全 | 単独 | 2015/05/17 |
第65回日本西洋史学会 , 日本西洋史学会 | |||
概要(Abstract) 部族ゆかりの地の保全を、国家歴史登録財とすることで実現しようと試みるアメリカ先住民の土地保全の営為を、モンタナ州に保留地をもつノーザン・シャイアンの歴史保全活動に焦点を当てて論じた。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
助成名称または科学研究費補助金研究種目名 Name of grant or research classification for scientific research funding |
研究題目 Research Title |
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役割(代表/非代表) Role |
助成団体 Granting body |
助成金額 Grant amount |
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2022 | 科学研究費補助金 | 合衆国西部の水利権係争に働く部族主権の検討:モンタナ州水利権合意に焦点を当てて | |
代表 | 日本学術振興会 | 800,000円 | |
研究内容(Research Content) 20世紀後半の合衆国西部における水利権係争を、「部族主権」を軸に検討する。限りある水資源の分配と保全という、現代の課題の解決に作用する部族主権を、「部族ー州ー連邦」間の水利権係争と合意形成を検証することで考察する。 |
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備考(Remarks) |
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2021 | 科学研究費補助金 | 合衆国西部の水利権係争に働く部族主権の検討:モンタナ州水利権合意に焦点を当てて | |
代表 | 日本学術振興会 | 600,000円 | |
研究内容(Research Content) 20世紀後半の合衆国西部における水利権係争を、「部族主権」を軸に検討する。限りある水資源の分配と保全という、現代の課題の解決に作用する部族主権を、「部族ー州ー連邦」間の水利権係争と合意形成を検証することで考察する。 |
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備考(Remarks) |
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2019 | 南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 | アメリカ先住民の歴史叙述:ノーザン・シャイアンの集合的記憶の検討を通して | |
代表 | 100,000円 | ||
研究内容(Research Content) 共同体独自の世界観を基調とした歴史叙述の可能性を、モンタナ州に保留地を有するノーザン・シャイアンの部族史とその基調をなす集合的記憶の検討を通して明らかにする。 |
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備考(Remarks) |
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2018 | 南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 | 博物館が描く先住民史:国立アメリカ・インディアン博物館における展示の検討 | |
代表 | 300,000円 | ||
研究内容(Research Content) 国立アメリカ・インディアン博物館開館10周年記念展示「Nation to Nation:Treaties between the United States & American Indian Nations」に焦点をあて、博物館展示における先住民部族・集団の歴史の語り方を検討した。国立アメリカ・インディアン博物館(DC),及び文化資料センターを視察し、関係者へのインタビューを行った。 |
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備考(Remarks) |
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2018 | 科学研究費補助金 | 現代アメリカ合衆国における国史編纂の動態の検討:米国先住民と国立公園局の歴史解釈 | |
代表 | 日本学術振興会 | 900,000円 | |
研究内容(Research Content) アメリカ合衆国における国史編纂を、連邦内務省国立公園局と先住民部族との対立・折衝・協議の歴史を通して検討する。具体的には部族由来の地の保全と部族共同体の記憶継承に力を注いできたノーザン・シャイアンと国立公園局との折衝の歴史をフィールド調査、インタビュー調査を通して検討する。 |
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備考(Remarks) |
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2017 | 南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 | 記憶の語りと歴史の語り:先住民女性がつなぐ保留地の記憶と連邦インディアン政策 | |
216,000円 | |||
研究内容(Research Content) 大統領令によって1900年に部族独自の保留地を獲得したノーザン・シャイアン部族の記憶継承を扱った。19世紀後半の対インディアン戦争、強制移動、収監先からの帰還の記憶がどのように部族内で受け継がれ、解釈され、今日に至っているのかを、女性の経験、記憶に焦点を当てて検討した。 |
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備考(Remarks) |
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2017 | 科学研究費補助金 | 現代アメリカ合衆国における国史編纂の動態の検討:米国先住民と国立公園局の歴史解釈 | |
代表 | 日本学術振興会 | 1,300,000円 | |
研究内容(Research Content) アメリカ合衆国における国史編纂を、連邦内務省国立公園局と先住民部族との対立・折衝・協議の歴史を通して検討する。具体的には部族由来の地の保全と部族共同体の記憶継承に力を注いできたノーザン・シャイアンと国立公園局との折衝の歴史をフィールド調査、インタビュー調査を通して検討する。 |
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備考(Remarks) |
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2016 | 科学研究費補助金 | 現代アメリカ合衆国における国史編纂の動態の研究:米国先住民と国立公園局の歴史解釈 | |
代表 | 日本学術振興会 | 1,950,000円 | |
研究内容(Research Content) アメリカ合衆国における国史編纂を、連邦内務省国立公園局と先住民部族との対立・折衝・協議の歴史を通して検討する。具体的には部族由来の地の保全と部族共同体の記憶継承に力を注いできたノーザン・シャイアンと国立公園局との折衝の歴史をフィールド調査、インタビュー調査を通して検討する。 |
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備考(Remarks) |
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2015 | 科学研究費補助金 | 北米先住民の「記憶の場」構築に関する史的考察:ノーザン・シャイアンの史跡化営為 | |
研究代表者 | 日本学術振興会 | 900,000円 | |
研究内容(Research Content) 部族ゆかりの地を国家歴史登録財認定を受けることで保全、継承しようと試みる先住民の営為を、フィールド調査、インタビュー調査によって検討。国家の歴史と先住民部族の記憶の交差を検証する。 |
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備考(Remarks) |
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2015 | 南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 | 「アメリカ先住民墓地保護返還法(NAGPRA)」と北米先住民の記憶継承 | |
代表 | 300,000円 | ||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
タイトル Title |
内容等 Content |
活動期間 Period of Activities |
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2017 | グラウンデットセオリー・アプローチ実習 |
「質的研究法I」において、サンプルデータを用いたワークショップ形式の実習を企画、実施することによって、グラウンデットセオリー・アプローチにおけるデータ処理の過程、手順をより具体的に学習する場を設けた。 |
2017/10 |
2016 | 質的研究におけるナラティブ分析の位置づけ |
ナラティブ分析の特徴について、GTAと比較しながら検討。ディスコース分析の手法としてのナラティブ分析の貢献について明らかにした。 |
2017年3月27日 |
2016 | 優秀研究プロジェクト論文表彰システムの導入 |
優秀な研究プロジェクト論文を選出するシステムを導入した。研究プロジェクト論文発表会において、当該論文執筆者を表彰した。 |
2016年12月~2月 |
2015 | 「人を対象とする研究」倫理審査申請と研究法 |
心理人間学科学部生の研究プロジェクトを倫理審査申請書をデータとして、その研究目的、研究方法(調査方法や研究対象者)について検討した。今後の研究プロジェクトの指導の在り方、研究法科目の履修の仕方について提言した。 |
2016/03/23 |
2013 | 心理人間教育研究会 カリキュラム調査報告 |
「2013年度学科卒業生対象カリキュラム調査報告」と題し、2013年度卒業生を対象として実施したカリキュラム調査の結果を、学科アドミッション・ポリシー、ディプロマ・ポリシーに照らして報告した。 |
2014/03/24 |
2012 | 心理人間教育研究会 授業研究発表 |
「インタビューという手法:ロールプレイ実習とデータ収集・分析」と題し、学科科目「質的研究法」で実施したロールプレイ実習、及びその逐語作成、分析が、受講生の研究深化にもたらした効果について発表した。 |
2013/03/27 |
2011 | 心理人間教育研究会 授業研究発表 |
「授業実践から質的研究を考える」と題し、学科専門科目「質的研究法」の実施状況を学生からのコメントを交えて概説し、学部生への研究法教示の仕方について考察した。 |
2012/03/22 |
2008 | 心理人間教育研究会 運営 |
学科教員のFD活動の一環である心理人間教育研究会の企画・運営 |
2009/03/12-14 |
2007 | 学科研究プロジェクト コーディネーター |
研究プロジェクト論文に関わる学科内取り決め(締め切り、フォーマット、口頭試問日程・担当者等)の統括、及び研究プロジェクト論文発表会運営。 |
2007/04-2008/01 |
2006 | 学科研究プロジェクト コーディネーター |
研究プロジェクト論文に関わる学科内取り決め(締め切り、フォーマット、口頭試問日程・担当者等)の統括、及び研究プロジェクト論文発表会運営。 |
2006/04-2007/01 |
年度 Year |
活動名称 Name of activities |
活動期間 Period of Activities |
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2019 | 研究出張 | 2019/09 |
活動内容等(Content of Activities) フィールド調査 |
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2018 | 研究出張 (科研 基盤C) | 2018/08/06-2018/08/28 |
活動内容等(Content of Activities) アメリが合衆国モンタナ州ノーザン・シャイアン保留地にて、フィールド調査、インタビュー調査を実施した。 |
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2017 | 研究出張 (科研 基盤C) | 2018/03/09-2018/03/19 |
活動内容等(Content of Activities) アメリカ合衆国DCにおいて、国立アメリカ・インディアン博物館、文化資料センター、内務省国立公園局を訪ね、関係者にインタビューを行った。 |
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2017 | 研究出張 (科研 基盤C) | 2017/08/07-2017/08/30 |
活動内容等(Content of Activities) アメリが合衆国モンタナ州ノーザン・シャイアン保留地にて、フィールド調査、インタビュー調査を実施した。 |
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2016 | 研究出張 (科研 基盤C) | 2016/08/11-2016/08/30 |
活動内容等(Content of Activities) アメリが合衆国モンタナ州ノーザン・シャイアン保留地にて、フィールド調査、インタビュー調査を実施した。 |
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2015 | 研究出張 | 2015.8 |
活動内容等(Content of Activities) モンタナ州ノーザン・シャイアン居留地において、現地調査、インタビュー調査を行った。(科研費・基盤C) |
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2014 | 研究出張 | 2014.8 |
活動内容等(Content of Activities) モンタナ州ノーザン・シャイアン居留地において、現地調査、インタビュー調査を行った。(科研費・基盤C) |
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2013 | 研究出張 | 2013.9 |
活動内容等(Content of Activities) アメリカ合衆国コロラド州デンバー国立公文書館における史料調査の実施。(科研費・基盤C) |
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2013 | 研究出張 | 2013.8 |
活動内容等(Content of Activities) アメリカ合衆国カリフォルニア大学バークレー校において資料調査、及びモンタナ州ノーザン・シャイアン居留地において、催事調査、インタビュー調査を行った。(科研費・基盤C) |
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2013 | 国立民族博物館共同研究員 | 2013.10-2017.3. |
活動内容等(Content of Activities) 国立民族博物館共同研究「米国本土先住民の民族誌資料を用いるソースコミュニティとの協働関係構築に関する研究」 |
年度 Academic Year |
学術研究著書の件数 No. of Academic Books |
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers |
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins |
学会受賞等の受賞件数 No. of Academic Awards Received |
国際学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences |
国際学会での研究発表の件数 No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences |
国内学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf. |
国内学会での研究発表の件数 No. of Papers Presented at National Academic Conf. |
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2022 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2021 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
2020 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2019 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2018 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
2017 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2016 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2015 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
2014 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
2013 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
2023/03/31 更新
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