研究者詳細

教職員基本情報
氏名
Name
大塚 弥生 ( オオツカ ヤヨイ , OOTSUKA Yayoi )
所属
Organization
教職センター教職センター
職名
Academic Title
准教授
専攻分野
Area of specialization

心理学、カウンセリング、人間関係トレーニング

学会活動
Academic societies

日本カウンセリング学会
日本人間性心理学会
日本心理臨床学会
日本教育心理学会

著書・学術論文数
No. of books/academic articles
総数 total number (25)
著書数 books (1)
学術論文数 articles (24)

出身大学院
大学院名
Grad. School
修了課程
Courses
   Completed
修了年月(日)
Date of Completion
修了区分
Completion
   Classification
奈良教育大学大学院 教育研究科学校教育専攻教育心理学専修 未設定  1991年03月  修了 
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取得学位
   
学位区分
Degree
   Classification
取得学位名
Degree name
学位論文名
Title of Thesis
学位授与機関
Organization
   Conferring the Degree
取得年月(日)
Date of Acquisition
修士 修士    奈良教育大学大学院教育研究科学校教育専攻教育心理学課程  1991年03月 
学士 学士    立教大学文部心理学科  1988年03月 
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研究経歴
長期研究/短期研究
Long or Short
   Term research
研究課題名
Research Topic
長期研究  体験学習、臨床心理・カウンセリング、教職 

概要(Abstract) これまで、主に対人関係能力の向上を目指した学習方法、あるいはトレーニング方法として用いられてきている体験学習を、その学習目的や内容・結果に関して、従来の哲学的・教育学的あるいは社会心理学的視点からとらえるだけでなく、臨床心理学の視点からとらえていきたい。 

短期研究  教員のレジリエンス 

概要(Abstract) 教育現場での経験を通して教員が成長していく過程において、教員が直面する課題や困難について明らかにし、教員のレジリエンスがどのように発揮されているかを明らかにする。特に、新任教員が職場適応をする際のレジリエンスの様相をとらえ、レジリエンスを高める教育・研修のあり方を検討する。 

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著書
年度
Year
著書名
Title of the books
著書形態
Form of Book
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date
2007  心理学【第2版】  共著   
ナカニシヤ出版  , A5  , 344  , 2008/03   

概要(Abstract) 心理学のテキストとして共同執筆した。第7章「こころの健康」の第5節「ストレスとメンタルヘルス」Pp.243-252を執筆した。 

備考(Remarks) 浦上昌則・神谷俊次・中村和彦(編著)石田裕久・宇田光・梅垣弘他13名 

1992  人間関係トレーニング(対話の中で聞き手の留意点)  共著   
ナカニシヤ出版  , A4  , 92-95  , 1992/09   

概要(Abstract) 対話を通して相互理解を深めるための、聞き手側の課題に焦点を当てて論じた。マイクロカウンセリングの研究成果に基づいて、聞き手の具体的な反応(最小限の励まし、閉ざされた質問と開かれた質問、自己開示、要約すること、感情の反映)が、話し手との共同作業にどのような影響を与えるかについて述べた。
担当部分:23 対話の中での聞き手の留意点
執筆者:津村俊充、山口真人、星野欣生、中堀仁四郎、大塚弥生 他17名 

備考(Remarks)  

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学術論文
年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2023  省察的実践家を目指した教員養成 : リフレクシヴな姿勢を養うための教員研修  単著   
南山大学教職センター紀要  , 南山大学教職センター  , 第11号  , pp.71-80  , 2024/03/31   

概要(Abstract)  教員免許更新制度が終了し、「新たな教師の学びの姿の実現と、多様な専門性を有する質の高い教員集団の形成」を目指す研修のあり方が求められている。その一つが、教師の「省察力の向上」を目指す研修であるが、従来の教員研修は、特定のコンテントについての知識やスキルを向上させることに焦点が置かれてきた。
本稿では、省察力を向上させていくための研修の在り方として、学習者が自身の内的な動きに気づけるような、リフレクシヴな態度養成をねらいとするものであること、またそのためには、他者との協働が取り入れられた研修であることの重要性を提言した。 

備考(Remarks)  

2023  3つの職種における感情労働に影響を及ぼす要因に関する研究  共著   
南山経営研究  , 南山大学経営学会  , 第38巻、第3号  , pp.355-379  , 2023/06/30   

概要(Abstract) 感情労働研究において感情労働職と位置づけられてきたサービス業を、ホスピタリティの提供を主とする対人サービス職と、技能の提供を主とする技能サービス職に分けるとともに、感情労働が要請されていないと位置づけられてきた非サービス職にも焦点を当て、この3つの職種で働く人々が携わる感情労働への影響要因について検討した。
 質問紙調査から得られた定量データを分析することにより、社会や組織からの外的要因、各個人の職務上の経験やパーソナリティといった個人的要因が及ぼす影響の差について検証した。 

備考(Remarks)  

2023  感情労働化する社会における感情労働の特徴とその効果  共著   
南山経営研究  , 第37巻、第3号  , 283-305  , 2023/03/30   

概要(Abstract) 感情労働化する社会を検証するため、多様な業界における職種で働く人々が従事する感情労働の程度と、その感情労働に従事することによりもたらされる効果について、質問紙調査によって明らかにした。
 これまで、感情労働の要請が認識されてこなかった職種にも焦点を当て、各職種で働く人々を対象に調査した結果、各職種に見られる感情労働の特徴とその効果について、ポジティヴおよびネガティブの両側面から検証した。 

備考(Remarks)  

2023  働く人をめぐる感情労働とその影響要因(2) -インタビューの質的分析によるカテゴリー生成-  共著   
アカデミア 人文・自然科学編  , 第24号  , 93-115  , 2022/06/30   

概要(Abstract) 「感情労働化社会」を検証するとともに、働く人々の感情労働への適応プロセスを探索することを目的に調査を行った。本論文は、これまで感情労働職に携わっていると見做されてきた人々だけでなく、それに属さないと見做されていた人々へもインタビュー調査をすることによって、感情労働の実態を明らかにしようとした。
 インタビューの内容を質的に分析し、カテゴリー生成を行った結果、感情労働に直接影響する1次的要因と2次的要因があることが識別された。1次的影響要因については既に報告しており、本論文は2次的影響要因について報告した。 

備考(Remarks)  

2021  感情労働に伴う自己内の感情管理に関する研究 -人は感情労働を通じてどのように感情を管理しているのか-  共著   
南山経営研究   , Vol.36  , pp.319-341  , 2022/3/30   

概要(Abstract) 一般に感情労働職と見做されてきた業務に従事する人々に限らず、本来、感情労働に従事する必要性が「少ない」もしくは「ない」と見做されてきた技能職や事務職など多様な職種で働く人々を対象とし、彼らが従事する感情労働に伴い個人内で行われる感情管理、および、他者に向けた感情労働と自己内で行う感情管理との関係について検証した。
 具体的には、心理・内面的プロセスからアプローチされた感情労働研究をレビューし、労働者へのインタビュー調査のデータを用いて、感情労働に伴って実施している自己内の感情管理について考察した。 

備考(Remarks)  

2021  教育相談に向けた教員の態度養成 : ナラティヴ・アプローチを取り入れた教育相談研修  単著   
南山大学教職センター紀要  , no.8  , pp.31-45  , 2021/11/30   

概要(Abstract) 教育に携わるすべての教員に対して、「教育相談的対応」が取れるようになることが求められている。そのためには、カウンセリング理論についての学習や特定のスキルトレーニングだけでなく、教員自身の「教育相談観」と「教育相談的態度」を養成する研修が必要である。ナラティヴ・セラピー(アプローチ)を取り入れた教員研修を実施し、そのアンケートから参加者が得た研修の意味内容を検討した。その結果、講義と演習を組み合わせた研修は、参加者の自己検討を促進し、教育相談対応への指針となる価値観や態度養成につながっていることが示唆された。 

備考(Remarks)  

2020  感情労働をめぐる影響要因の概観に関する研究 -人はなぜ感情労働に従事するのか-  共著   
南山経営研究   , 南山大学経営学会  , Vol.35/no.3  , pp.319-343  , 2021/3/20   

概要(Abstract)  感情労働化する社会において、一般的に感情労働とみなされてきた業務に従事する人に限らず、本来、感情労働に従事する必要が「少ない」もしくは」「ない」とみなされてきた技能職や事務職に従事する人々が、なぜ感情労働に従事せざるを得なくなっているのか、またどのような思いで感情労働に携わっているのかを明らかにした。具体的には、感情労働職を対象に実施されてきた感情労働に対する影響要因に関する先行研究をレビューした。その上で、本来の感情労働に属する人々のみならず、属さない職種に勤める人々に対しインタビュー調査を実施し、職種を問わず人々が従事している感情労働への影響要因の概観を明らかにし、感情労働化する社会の棋院を考察した。 

備考(Remarks)  

2019  感情労働化する社会における感情労働の実態 ―感情労働に従事しているのは誰なのか―  共著   
南山経営研究  , 南山大学  , 第34巻/第3号  , pp.225-243  , 2020/03/30   

概要(Abstract) 感情労働の提唱者であるHochschild(1983)に立ち返り、感情労働の先行研究をレビューした。その上で、一般的に感情労働職とみなされてきた業務に従事する人々に限らず、本来、感情労働に従事する必要性が「少ない」もしくは「ない」とみなされてきた技能職や事務職に従事する人々を調査対象とし、感情労働の現状に関するインタビュー調査を行った。職種を問わず、人々が従事している感情労働の実態について考察した。 

備考(Remarks)  

2019  働く人をめぐる感情労働の様相 ―インタビューの質的分析によるカテゴリー生成―  共著   
南山大学紀要「アカデミア」人文・自然科学編  , 南山大学  , 19  , pp.45-63  , 2020/01/31   

概要(Abstract) 労働者の感情労働の実態を明らかにするために、従来の感情労働が極めて高く想定される職種のみならず、技能職でありながらある程度の感情労働が想定される職種、感情労働が想定されていない職種の3職種に属する労働者に対してインタビューを行った。質的分析によるカテゴリー生成の結果、感情労働には、「他者に向けて行われる」表面化した行動と、「自己の内面で行われる」表面化しない行動の2面があることが確認された。生成された「他者に向けて行われる」表面化した感情労働の概念は38個、サブカテゴリーは12個、カテゴリーは13個であった。各概念、サブカテゴリー、カテゴリーの内容について精緻化し、考察した。 

備考(Remarks)  

2017  対人援助職としての教職に関する考察 -「感情労働」の視点からー  単著   
アカデミア 人文・自然科学編  , 南山大学  , 15  , pp.87-98  , 2018/01/31   

概要(Abstract) 「感情労働」の視点から教職を捉えることにより、対人援助職としての教職の特徴を考察した。これまでの対人援助職における感情労働と、教員の感情労働研究を概観し、教職に求められる対人援助の側面を検討した。教職における「感情労働」には、ネガティブな側面とポジティブな側面があることを示した。 

備考(Remarks)  

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その他研究業績
年度
Year
題名等
Titles
カテゴリ
Category
細目
Authorship
掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2016  人と関わる力を育てるために  寄稿  単著 
教育相談 実践事例集  , 愛知県総合教育センター  , 21  , 2017/03   

概要(Abstract)  対人援助職に就く者にとって、「カウンセリング・マインド」を持つことが重要であるといわれている。「カウンセリング・マインド」の実践は、単にカウンセリングについての知識を持っているだけではなく、他者とのかかわりの中での自分自身に気づいていくことが重要であることを述べた。 

備考(Remarks)  

2012  実習「修学旅行 ~北の街~」改訂版  実習  単著 
体験学習実践研究  , 体験学習実践研究所  , 12  , 14-19  , 2012/11   

概要(Abstract)  2011年に発表した問題解決実習「修学旅行 ~北の街~」を改訂したものである。情報カードの文言を精査して修正し、カードの枚数も増やしたことにより、正解に近づくことができるようにした。 

備考(Remarks)  

2011  実習「修学旅行 ~北の街~」  実習開発  その他 
体験学習実践研究  , 体験学習実践研究会  , 11  , 43-47  , 2011/11   

概要(Abstract) 情報カードを用いた問題解決実習を作成した。中学・高校で実施できるよう、実習の手順、情報カード、正解図を示した。 

備考(Remarks)  

2010  実習「東京観光」  実習開発  その他 
体験学習実践研究  , 体験学習実践研究会  , 10  , 44-53  , 2010/11   

概要(Abstract) 情報カードを用いた問題解決実習を作成した。実習の手順、情報紙、正解図の他に、実習を行う際の留意点を明記した。 

備考(Remarks)  

2009  グループアプローチ研修講座  研修  その他 
和歌山県教育センター学びの丘  , 2009/8   

概要(Abstract) 公立小学校・中学校および県立学校、市立高等学校に勤務する教員を対象に、グループアプローチ研修を行った。ラボラトリー方式の体験学習を通して、学級活動や学校行事等に活用できる集団技法を提供した 

備考(Remarks)  

2009  カウンセリング研修  研修  その他 
南山学園  , 2009/10   

概要(Abstract) 南山学園に所属する職員を対象に、講義と実習によるカウンセリングの基礎研修を行った。 

備考(Remarks)  

2009  職員研修会  研修  その他 
児童養護施設・乳児院 京都大和の家  , 2009/10   

概要(Abstract) 児童養護施設および乳児院に所属する児童指導員、保育士、看護婦、相談員、心理カウンセラーを対象に、体験学習による研修を行った。実習を通して他者との関係の中で起こるプロセスに気付き、それに働きかける能力の向上を目指した。 

備考(Remarks)  

2008  実習「感情のゆくえ」  実習開発  共著 
人間関係研究  , 南山大学人間関係研究センター  , 第8号  , pp.183-191  , 2009/03   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) 中尾陽子、大塚弥生 

2008  グループワークによる人間関係トレーニング  研修  その他 
第30回京都学校教育相談研究大会  , 2008/8/5   

概要(Abstract) 講義と実習を通してラボラトリー方式の体験学習を紹介し、グループワークを行うためのファシリテーター能力の向上を目指した。 

備考(Remarks)  

2008  生徒指導に役立つ教師のためのコミュニケーションスキルブラッシュアップ  研修  その他 
国立淡路青少年交流の家  , 2008/8   

概要(Abstract) 2009年4月より実施される教員免許状更新制に先立ち、予備講習が行われた。ラボラトリー方式の体験学習を行うための、ファシリテーターとしての基礎的な知識とスキルを提供した。 

備考(Remarks)  

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研究発表
年度
Year
題目又はセッション名
Title or Name of Session
細目
Authorship
発表年月(日)
Date
発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.
2023  留学生はどのような感情作業をしているのか -インタビューの質的研究によるカテゴリー生成-  共同  2023/09/23 
日本人間性心理学会第42回大会  , 日本人間性心理学会  , 日本人間性心理学会第42回大会 プログラム・発表論文集  , 日本人間性心理学会第42回大会 準備委員会  , p.96   

概要(Abstract) 大学に留学している外国人留学生に対して行ったインタビューを質的に分析し、カテゴリー生成することによって、外国人留学生が大学時代に習得する感情作業を解明することに取り組んでいる。
 発表では、留学生が行っていた「感情作業」について、感情作業を行う際の「認知」の内容と、「他者に向かって行われる感情作業」のカテゴリー生成結果を報告した。 

備考(Remarks)  

2021  自己の内面で行われる感情労働の実態 -インタビューの質的分析によるカテゴリー生成-  共同  2021/8/28 
日本人間性心理学会 第40回記念大会  , 日本人間性心理学会  , 日本人間性心理学会第40回記念大会 発表論文集  , 日本人間性心理学会第40回記念大会準備委員会  , pp.52   

概要(Abstract) 感情労働が極めて高く想定される職種、技能職である程度の感情労働が想定される職種、感情労働が想定されていない職種についている労働者に対して半構造化面接を実施し、インタビュー内容の質的分析を行った。
 修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いてカテゴリー生成を行い、「感情労働の実態」における「自己内における感情労働」の実態を報告した。 

備考(Remarks)  

2020  質的研究から見る感情労働と影響要因の概観  共同  2020/9/20 
日本コミュニティ心理学会 第23回大会  , 日本コミュニティ心理学会   

概要(Abstract) 従来の感情労働が極めて高く想定される職種のみならず、技能職でありながらある程度の感情労働が想定される職種、感情労働が想定されていない職種の3カテゴリーに属する労働者にインタビューを行い、感情労働が生起するプロセスを把握することを目標として行った研究を発表した。本発表ではこのプロセスのうち、感情労働を引き起こす要因について論じた。 

備考(Remarks)  

2019  感情労働化する社会における感情労働の特徴とその効果  共同  2019/11/17 
経営行動科学学会第22回年次大会  , 経営行動科学学会  , 経営行動科学学会第22回年次大会 発表論文集  , 経営行動科学学会   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2019  労働者はどのような感情労働をしているのか ―インタビューの質的研究によるカテゴリー生成―  共同  2019/09/22 
日本人間性心理学会第38大会  , 日本人間性心理学会  , 日本人間性心理学会第38大会 大会プログラム・発表論文集  , 日本人間性心理学会第38大会運営委員会  , 72   

概要(Abstract) 従来の、感情労働が極めて高く想定されている職種のみならず、感情労働が想定されていない職種についている労働者に対してもインタビューを行い、その語りを質的に分析し、カテゴリー生成を通じて感情労働の実態を示した。 

備考(Remarks)  

1996  体験学習を用いたグループと個人の成長のための教育実践  共同  1996/09 
日本人間性心理学会第15回大会  , 日本人間性心理学会   

概要(Abstract) 南山短期大学で行っている「人間関係プロセス論A・C」(グループプロセス論)の授業の実践報告を行った。授業の具体的な内容と展開を報告するとともに、そこでの学生の学びの内容とそれを支える教育システムおよび今後の課題について報告した。 発表者:津村俊充、伊藤雅子、大塚弥生、中村和彦、楠本和彦 

備考(Remarks)  

1996  体験学習を用いたコミュニケーション能力の開発と個人の成長のための教育実践  共同  1996/09 
日本人間性心理学会第15回大会  , 日本人間性心理学会   

概要(Abstract) 南山短期大学で行っている「人間関係プロセス論B・D」(コミュミケーションプロセス論)の授業の実践報告を行った。授業の具体的な内容と展開を報告するとともに、そこでの学生の学びの内容と人間的成長について報告した。 発表者:中村和彦、星野欣生、大塚弥生、寺西佐稚代 

備考(Remarks)  

1993  体験学習を中心とした人間関係教育とFD  共同  1993/09 
日本人間性心理学会第12回大会  , 日本人間性心理学会   

概要(Abstract) 人間関係コースにおける体験学習を中心とした人間性教育の実践報告をするとともに、Faculty Developmentを目指す実践研究の報告を行った。
発表者:大塚弥生、河津雄介 

備考(Remarks)  

1992  I.D.C.プログラムによる体験項目リスト作成(その1)  単独  1992/05 
日本カウンセリング学会第25回大会  , 日本カウンセリング学会   

概要(Abstract) Tamaseによって作成された内省的発達カウンセリング(Introspective Developmental Counseling I.D.C.)を対人関係の体験学習プログラムとして活用し、学習者の自己開示に関する体験の内容を明らかにした。その結果、多くの学生が自己開示において肯定的な体験を報告した。自己開示のレベルにおいては、おしゃべり程度のものから他者とのかけがえのない出会いまで、さまざまな段階があることが示唆された。 

備考(Remarks)  

1991  初心者と専門家における悩みの陳述文への応答  単独  1991/05 
日本カウンセリング学会第24回大会  , 日本カウンセリング学会   

概要(Abstract) 二つのタイプのメッセージ(顕在的:感情が言葉によって明白に述べられている。内潜的:述べられたことの中に感情が暗黙のうちに含まれている。)が与えられた場合の感情の反映過程が、初心者と専門家においてどのように異なるかが調べられた。両者の応答をカテゴリー分類した結果、専門家はメッセージタイプの違いによって応答が異なっていることが示され、専門家自身の理論的立場を反映していることが示唆された。 

備考(Remarks)  

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研究助成
年度
Year
助成名称または科学研究費補助金研究種目名
Name of grant or research classification for scientific research funding
研究題目
Research Title
役割(代表/非代表)
Role
助成団体
Granting body
助成金額
Grant amount
2020  科学研究費補助金  元外国人留学生の日本の職場への適応:人間関係における感情作業と感情管理からの検討 
研究分担者  日本学術振興会   

研究内容(Research Content)  元外国人留学生の日本の職場への適応を、職場内外の人間関係の構築と維持に着目し、元留学生の感情的側面から職場適応の健全性を検証することを目的とする。
 具体的には、以下の2つの課題を明らかにするため、2つの調査を実施する。第1は、留学生が大学時代に習得する感情規則および表出規則を明らかにする。第2は、元留学生が職場内外の人間関係を構築し、維持していくうえで、どのような感情作業をし、感情管理をしているのかを明らかにする。 

備考(Remarks)  

2017  科学研究費補助金  感情労働化する社会と感情労働への適応プロセスに関する研究 
非代表  日本学術振興会  2200000 

研究内容(Research Content) 従来から感情労働の要請が高いとされてきた職種のみならず、その要請が認識されてこなかった職種にも注目し、感情労働の実態について訂正的および定量的調査を実施する。それにより、汎用性の高い感情労働尺度の開発と、社会における感情労働化の動向を検証する。さらに、現時点での就労状況のみならず、入職時から現時点に至るまでの就労経験といった継時的な側面より、感情労働への適応プロセスを検証する。 

備考(Remarks) 共同研究 

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教育活動
年度
Year
タイトル
Title
内容等
Content
活動期間
Period of Activities
2016  教職科目「学校カウンセリング」における実習の取り入れ 

 教職科目「学校カウンセリング」、2016年度秋学期、講義に加えて実習を取り入れた授業を行った。コミュニケーションにかかわる様々な実習を行うことを通して、学生のカウンセリング・マインドについての理解を深め、対人コミュニケーションのスキルや教師としての能力開発を促した。学生の授業評価においては、他者の考えに触れることができ、自己理解や他者理解が深まったという評価が得られている。 

2016/09/21~2017/01/17 
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研究活動/社会的活動
年度
Year
活動名称
Name of activities
活動期間
Period of Activities
2023  特定非営利活動法人 こころの救急箱 相談員研修  2024/03/23 

活動内容等(Content of Activities) 特定非営利活動法人こころの救急箱の相談員を対象に、自分の内的な動きに気付く力を育てるための研修を行った。 

2023  教師のためのカウンセリング講座  2023/11/12 

活動内容等(Content of Activities) 日本学校教育相談学会愛知支部の会員を対象に、ナラティヴアプローチを生かした教育相談のワークショップを行った。 

2023  第123回人間関係講座(コミュニケーション)  2023/10/28~2023/10/29 

活動内容等(Content of Activities) 南山大学人間関係研究センターが行った第123回人間関係講座(コミュニケーション)の講師を務めた。 

2023  現職研修  2023/08/31 

活動内容等(Content of Activities) 愛知県六ッ美西部小学校において、現職教員を対象に、職場の人間関係づくりの研修を行った。 

2023  第6回体験学習ファシリテーション<ベーシック>  2023/08/26~2023/09/10 

活動内容等(Content of Activities) 南山大学人間関係研究センターが開催した体験学習ファシリテーション<ベーシック>の講師を務めた。 

2023  学級・学年づくりに生かす教育相談講座  2023/08/08 

活動内容等(Content of Activities) 愛知県総合教育センターが行った「学級・学年づくりに生かす教育相談講座」において、高等学校教諭を対象に、人間関係づくりトレーニングを行った。 

2023  教育相談基礎講座  2023/08/04 

活動内容等(Content of Activities) 名古屋市教育センターが行っている教育相談基礎講座において、小・中・高・特別支援学校教諭・養護教諭・栄養教諭・常勤講師を対象に、グループアプローチ演習を行った。 

2023  人間関係研究センター 第122回人間関係講座(グループ)講師  2023/07/01~2023/07/02 

活動内容等(Content of Activities) 人間関係研究センターが開催している、人間関係講座(グループ)の講師を務めた。 

2022  人間関係研究センター 第121回人間関係講座(コミュニケーション)講師  2022/11/05~06 

活動内容等(Content of Activities) 人間関係研究センターの第121回人間関係講座(コミュニケーション)はオンラインで実施され、その講師を務めた。 

2022  愛知県総合教育センター  学級・学年づくりに生かす教育相談講座「人間関係づくりトレーニング」講師  2022/08/09 

活動内容等(Content of Activities) 愛知県総合教育センターが行う「学級・学泉づくりに生かす教育相談講座」を担当し、高等学校の教員を対象に「人間関係つくりトレーニング」を行った。 

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著書・学術論文に関する統計情報
年度
Academic Year
学術研究著書の件数
No. of Academic Books
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数
No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数
No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins
学会受賞等の受賞件数
No. of Academic Awards Received
国際学会でのゲストスピーカーの件数
No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences
国際学会での研究発表の件数
No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences
国内学会でのゲストスピーカーの件数
No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf.
国内学会での研究発表の件数
No. of Papers Presented at National Academic Conf.
2023 
2022 
2021 
2020 
2019 
2018 
2017 
2016 
2015 
2014 
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2024/04/25 更新